50代でも遅くはない!高齢オヤジの為のダイエット法
- 2017/08/11
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50代オヤジのダイエットは頭を使おう
何歳になってもカッコイイ体でいたい!健康のためにも無駄な脂肪は落としておきたい!そんな高齢オヤジのための「ダイエットの肝」について解説していきましょう。
食事の気をつけるべきポイントや筋トレの必要性について、俯瞰的に説明させて頂きます。とにかく食べる量を減らせば簡単に痩せられた10代、20代とは違い、高齢オヤジは頭を使ってダイエットを進める必要があります。
そのための三つのポイントは「筋トレ」「糖質」「アルコール」なのです。
筋量低下をストップ!脂肪のつきにくい体へ
高齢オヤジがカッコイイ体を手に入れるためにはとにかく筋トレが最重要と言えます。高重量で神経系を鍛えるというよりは、中重量で筋肥大をひたすら狙っていくべきですね。中重量とは10回連続でギリギリ行えるくらいの負荷という意味です。
筋肉が1kg増えれば1日の基礎代謝が50kca増えます。たった50kcalかよと思うかもしれませんが年間では18000kcalにもなり、これは体脂肪約2.5kg分です。つまり筋肉を3kg増やすことができればそれだけで毎年8kg近いダイエット効果が見込めるのです。脂肪8kgって凄い量ですよ。
筋トレは胸・背中・脚といった大きな筋肉群を中心に行います。特に脚は丁寧に実施してください。足腰が強くなれば姿勢も良くなりますますカッコイイシルエットとなります。また、腰痛予防にもなりますし、これもまた若々しい肉体へと一歩近づく要因になるのです。
糖質を制するものがダイエットを制す
食事に対する意識が低い人の傾向として、脂質と糖質の割合が高すぎるという点が挙げられます。特に、日本で外食をしようと思うと極端に糖質過多なメニューとなりがちです。脂質に注意を払う人は多いのですが、糖質に関しては「主食だから」とか「白米食べない食事した気にならないから」とかわけのわからない事を言う人がいるんですね。
糖質は脂肪になりやすい栄養素です。しかも血糖値をバンバン上げてしまうので当然糖尿病のリスクも高まります。高齢オヤジであればなおさら気をつけなければなりません。
糖尿になればインスリンが出なくなる(もしくはインスリンに体が反応しなくなる)ためどんどん痩せていきます。しかしその痩せ方はとてもみっともない姿になりますし、失明や四肢の壊死にも繋がります。
ダイエットのためにも、そして病気から自分を守るためにも糖質の量は毎日150g以下に。そして夕方以降は糖質をほとんど摂取しない生活スタイルとすべきです。
アルコール!まさか飲みすぎてないよね?
高齢オヤジのダイエットの天敵といえばアルコールです。アルコールの摂取量をきちんと抑えることができなければ、今回解説してきたここまでの努力も水泡に帰してしまう可能性があるのです。
よく「アルコールはエンプティカロリーだから太らない」などと言われますがそんなことはありません。アルコールは1ccにつき7kcal。確かにアルコールだけしか摂取していないのであればどれだけ飲んでも脂肪が生成されることはないのですが、同時に糖質や脂質を摂取してしまうとアルコールによって得たカロリーが優先的に体内で使われてしまうため、結果的に脂質や糖質由来の脂肪が増えてしまうのです。もしアルコールをたくさん飲んで、それでも太らないようにしたいのであれば、アルコールを飲む前後5時間ずつくらいは何も食べないようにしなくてはいけません。もちろんこれは現実的に不可能ですし不健康ですよね。
ダイエット成功のためには摂取カロリーを消費カロリー以下に抑えることが最重要です。そして必要な栄養素を確保しながら、しかもアルコールを飲んでこのカロリー制限を成功させるのはとても難しいのです。
アルコールを全く飲むなとは言いませんが、どれだけ意識してコントロールできるかがダイエット成功最後の鍵だと言えるでしょう。