キスが下手な男は、キスの仕方を知らない

フランス人の友人たちによく聞かれるのが、「日本人男性は、なぜキスが下手なのか」。
彼らにとって、キスは挨拶の一つのため、キスが下手になるわけがないというのが本音のようです。

しかし、普段からハグやキスする習慣のない日本人にとって、正しいキスを教わるチャンスはあまりありません。学ぶとしても、映画やAVをみて「こんな感じ？」とイメージだけでキスをしていることがほとんどのため、女性から「この人、キス下手」と思われてしまうのも仕方ないでしょう。

 

 

キスは、唇で優しくするもの

フランスなどの海外映画でよく見る情熱的なキスには、実はそれほど力は入っていません。
もし力を入れるなら、それは彼女に触れる手や抱きしめる腕の方です。

ところが、それを分かっていない男性は「唇」にも力を入れてしまいがち。
唇は繊細ですから、歯やヒゲが少しでも当たれば強い痛みを感じやすいものーーつまり、唇に力を入れれば入れるほど女性は痛がってしまい、キスよりも嫌がらせになっているということ。
キスする時は、唇の力は抜きましょう。

 

 

舌を突っ込むのは、下手くそのやること

キスが上手な男性も舌を使いますが、突っ込むことはしません。
実際にフランス人は、彼女の口にいきなり舌を突っ込んだりはしません。舌を使う時は、彼女の唇を味わうように少し舐めるだけーーその時あなたの舌に吸い付く女性か、それとも彼女も舌であなたを味わうか…そこで彼女の求めるセックスの激しさもわかるそうです。

AVの見過ぎなのでしょうか。キスとなると、とにかく舌を突っ込む男性が多いのは、とても残念なことです。
一方的に舌を突っ込んでは、女性に「あーコイツは自己中セックスタイプだな」とあなたのセックスまで下手だと思われてしまうので、要注意。

 

 

キスは、唇と唇でするものと心得よ！

女性の小さな口にキスするのは、少し難しいかもしれません。
ただ、キスした後に彼女の口周りに唾液がついていたり、赤くなっているのであれば、あなたのキスはタコの吸盤のようなものだと思われている可能性大。
彼女の唇を覆ってしまうようなキスは、単なるキモいしゃぶりつきですのでやめましょう。

 

 

キスは、終わりも肝心！

キスの始まりは緊張したり、ドキドキして興奮したりしますよね。
一方、キスの終わりは何となく誤魔化して終わらせたり、「終わらせるタイミングがわからない」なんて長々とキスしまくるなんてことも。
それではムードがないため、「あれ？もうセックス？」「なんか義務的にキスされたって感じ」と女性をガッカリさせてしまいます。

キスをした後、女性の多くは「男性の反応」を楽しみにしています。
それは恋愛漫画や映画のヒロインがキスの後に、男性から愛おしい目で見つめられたり、ぎゅっと抱きしめられたりするから。

一度、キスした後、彼女を見つめたり髪を撫でてみてください。
たったそれだけで彼女はあなたの愛を感じ、嬉しそうにまたあなたにキスを強請ってきますよ。

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