POG開幕間近 今年のディープ産駒はでっかいどー!
- 2017/05/17
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この仔だれの仔ディープの仔?
先日グリーンCHで、2015年に生まれた2歳馬たちの特集番組を放送していた。
POGにはとんと興味がないオジサンだが、近ごろパドックで競争馬の馬体ばかり見ているせいか、2歳馬の若い馬体がかわいくてかわいくてしょうがない(危ない)。
結局主だった産駒の様子をつぶさに観察するハメになってしまった。
フランケル×デインドリームという夢の配合までが日本で走ることに大変驚いたのだが、もうひとつ「ディープ産駒の巨体化」にも注目しておかねばなるまい。
オヤジに似なくなったディープ産駒たち
ディープインパクトといえば、現役当時は空を駈けるような軽やかなフットワークでファンを魅了し、何度も「翔んだ、翔んだ」と言われた不世出の名馬である。
馬体重はデビュー当時がもっとも重く、古馬になってもついに「筋肉(ムダ肉?)」がつくことなく、引退レースの有馬記念が438キロという小さな英雄であった。
競争馬というものは、種牡馬に似ることを何よりも喜ばれる動物である。親からの遺伝が強い=走る素質を引き継いでいる、というのが通説だからだ。
種牡馬入りしてからというもの、ディープ産駒は確かに走ったが、ダメな馬というのは「やっぱり体が細いから」というイメージがつきまとっていた。
ところがここ1、2年の走るディープ産駒たちは、ファンディーナをはじめ、巨大化の様相を見せている。
体のどこを見てもオヤジらしくない、のである。
でっかいディープ産駒は血統で評価せよ
親には似てないが、POGでは相変わらずディープ産駒の人気は高い。
となれば、今までどおり「親似」のディープ産駒をチョイスすることはかえってクズをつかむことにならないか。
そして今年デビューのディープ産駒たちも、まあデカい。
例えば評判馬の1頭である
▼ヒルダズファッションの15(馬名ヴェルテアシャフト)
キャロットの1番馬であり、池江厩舎だから間違いはないのだが、なんでも今の時期で500キロ近い雄大な馬体を誇るとか。
この巨体の源を調べるならやはり「血統表」を見ることをおすすめする。
私見ではあるが、母は「先祖の血を受け継いでいない」優秀なアウトサイダー繁殖で、表中に存在するはずのNorthernDancerやSirIvorのクロスが無力化されている。
父サンデーにも同様のことが言え、結局彼の血統表で重要なのは父の母ウインドインハーヘアと、母父CanadianFrontierの祖先だけということが読める。
つまり芝で活躍すればAlzao(中距離)あたりを、残念ながらダート馬ならミスプロ系の血を引いているという結論だ。
さて当たるかな?
なお蛇足ながら、この繁殖牝馬の来年の産駒は(父がなんであっても)面白いと思う。
オジサンなら速攻ドラフト1位だ。