ポテトチップスがピンチというニュースに際して
- 2017/04/23
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北海道の水害でじゃがいもが激減
ポテトチップスの大手メーカーであるカルビーと湖池屋が、多数の人気ポテトチップス商品を販売中止(休売)・販売終了(終売)すると発表し、日本列島に激震が走りました。多少、大袈裟な表現ですが、国民的な人気スナック菓子であるポテチの異常事態が驚きをもって迎えられたのは事実です。
オヤジにとっても無関心ではいられないポテトチップスの危機は、主要な原材料であるじゃがいもの確保が困難になったことによります。その原因は、北海道を襲った連続台風による水害でじゃがいも畑が大被害を受けたことでした。自然災害だけにどうすることもできません。
その結果、主力商品の中でも一部の絶対的に外せない種類を除いて、多くの商品が姿を消す運命になったのです。2017年4月中旬には、一部のスーパーマーケットなどで従来ポテトチップスが詰め込まれていた棚に空きが目立つようになっています。もっとも、これは消えて行く商品を買いだめする人の影響もあるようです。何万円・何十万円の転売価格がついたポテトチップスがあるとかないとかの情報まで飛び回る始末ですから、何があっても驚けません。いつもどおりのオークションでも、価格が上昇傾向にあるのは否定できないようです。
食いだめで健康を害さないこと
目の前に迫ったお気に入りのポテトチップスとお別れする日に備えて、いまから食いだめをしようと考えているオヤジがいるかも知れません。しかし、健康を守るためには考え直す必要があるでしょう。動画サイトには、ポテトチップスを食べ続けるとこんなに太ってしまったなどという動画があります。太るだけなら痩せれば良い話です。しかし、元に戻せない事態に陥る可能性を考える必要があります。
そのひとつが、太ることで引き起こす様々な不具合です。もうひとつ、太る前に膵臓を傷める危険性が考えられます。ポテトチップスがどうこうではなく、油で揚げたものなどを多量に摂取することで、膵炎が悪化する可能性があることは良く知られています。悪化させることと発症させることはイコールではありません。また、膵炎はいつ発症したかの判断が難しいとも言われています。しかし、安全側に立てば、発症リスクもあると思うのが自然です。膵炎の主因はアルコールだと言われていますが、油や脂も侮れないものです。ちなみに、ポテトチップスには塩分もそれなりに含まれています。食べすぎは良くありません。
今回のポテトチップス危機に際して、ムダに増えすぎたポテチの種類を淘汰するチャンスだとする評論家も複数います。メーカーとしても、採算割れ商品を整理することができる良い機会になると。これは、オヤジ消費者サイドでも同じことが言えます。このピンチを健康的に暮らすチャンスに変えるのです。あれば食べ過ぎてしまうポテチだとしても、なければ食べないで済みます。
まったく食べないというのも辛いものですので、適度に食べるようにセーブするチャンスとして、今回のポテトチップス騒動を活用しましょう。