いまのエラい人たちはグッスリ眠る
- 2017/01/16
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睡眠3、4時間はいまや時代遅れか
昔、偉人たちの話を聞いて、驚いたことがある。
それはおしなべて睡眠時間の短い人が多かったことだ。
ナポレオン
エジソン
野口英世
みな夜は、ほんの少しの睡眠時間しかとっていなかったという。
「やっぱりエラい人ってそういうもんなんだなあ」と深く子ども心に刻まれたものだ。
それがいまや180度転換し、世の中は「寝た者勝ち」の様相を示している。
エラい人ほど、夜、よーく寝ているというのだ。
スポーツ選手はわかる気がする
オジサンは学生時代に夢中だったこともあり、テニスをよく観戦するが、世界ランキングのトップ選手たちは、すぐ寝る、よく寝る人が多いそうだ。
長いことトップを保っているR・フェデラーは毎晩9時間以上寝るし、実力派M・ラオニッチも8時間以上の睡眠に加え、昼寝もたっぷりするとか。
そして今年メジャー制覇の期待がかかる錦織圭選手も、毎晩9時間以上の睡眠をとるだけでなく、なんとどんな環境下におかれても、10分以内に眠りにつくことができる「才能」の持ち主だという。
そう、寝られることは、気ぜわしい現代人における才能の一種といってよいだろう。
IT界も軒並み「眠ること」推奨派
夜寝る派の勢いはまだまだ止まらない。
マイクロソフト、リンクトイン、アマゾン……。
IT界の巨人を率いる幹部たちまでもが「ボク寝てるよ(いいね!)」みたいな自慢話をし始めている。
夜そんなに寝ちゃって、いったいいつ仕事すればエラくなるんだ?と嘆きたいジャパニーズサラリーマンのみなさま。
飛び抜けた生産性と集中力は、寝て起きた頭脳からしか生まれ出ないものらしいですぞ。
ボーッとした頭で何時間PC画面に張り付こうが、スッキリ一瞬の切れで生み出されるナイスアイディアにはかなうわけがないのだろう。
実は偉人たちも……
前述のナポレオン、エジソンらにも、後日談がある。
実は彼ら、夜の睡眠は短いが、昼寝の名人でもあったというのだ。
このように1日のうちに短い睡眠時間をコツコツとっている人たちのことをショートスリーパーと呼ぶらしい。
彼らは夜の睡眠が短いというよりも、眠ること自体が短時間で済む人たち、というくくりらしいのだ。
眠りには、体を休めることの他にも、体の成長を促す、記憶を整理整頓するなど、人間にとって意外と大事な役割があるという。
それでも眠れることは才能なんかじゃない!というあなた。
眠れないのは、りっぱなビョーキですぞ。
お大事に。