寒冷地ガチ住人が教える 暖かく眠る寝具ポイント3つ
- 2016/12/11
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寒い寝床はこんな症状に悩まされる
今年は冬の訪れがいつも以上に早く、さらに寒く感じる。
昼間は体を温める方法がいくつもあるからまだいいが、耐えられないのは寝ている間の「うすら寒さ」だろう。
オジサンが住む町は、厳冬期の最低気温が氷点下10度。
ろくな暖房器具も働かない部屋の室温は、起床時にたった6、7度しかない朝もある。
すると布団の中の体はどうなるか。
脚が冷たければ、それ以上眠れやしないし。
縮こまって体に力が入るから、ひんぱんに寝違えるし。
寝る前に温かいものを飲んだりするから、朝トイレに行きたくて仕方ないし。
結局、すごすごと起き出すハメになるのである。
「これでは体にイカン」と、数年前から冬の睡眠に関していろいろと考えてみた。
そして試行錯誤の末、以前より劇的に快適な睡眠環境を手に入れることができたので、以下参考までに紹介する。
シーツを替えてみた
睡眠時の暖かさを求めるとき、人はすぐに「掛け布団」を思い浮かべるかもしれないが、実は体の下に位置するシーツのほうが、よっぽど重要だ。
逆に夏もシーツに気を配るだけで、暑い熱帯夜でもスッと眠りに入ることができる。
気をつけたいのは、暖かそうな素材でできていても肌にザラッと感じるシーツはイマイチということ。
硬めの毛布素材、薄くて折りじわができるタイプなども避けよう。
オススメは、柔らかくて、毛足が長い、もふもふした、四つ角で固定するような簡易型シーツ。
もちろん激安品でかまわない(筆者のは1,000円以下)。こういうものは1、2シーズンもてばいいくらいだ。
寝具の順番を変えてみた
寝具はフツーの羽毛布団と毛布を使っているのだが、以前は「布団」→「毛布」→「体」という順で寝ていた。
それを「毛布」→「布団」→「体」の順に直してみたら、見事にビンゴ。
「羽毛布団は体に近づけなきゃ意味ないよ」という専門家のアドバイスに従ったところ、これだけで別次元の暖かさを手に入れた。
そこで掛け布団シーツも替えてみた
となると、体に密着する掛け布団に暖かいカバーをかけたらどうかと思い、「フリース生地の布団カバー」を購入(2〜3,000円)。
はい、これが2つめのビンゴ。
効果は2つあって、もちろんひとつは肌触りが断然暖かいこと。
もうひとつは、「布団の重量が適度に重くなり、なぜかスッと眠りにつけるようになった」こと。
田舎の高齢者の中には、今でも座布団を脚にのせて寝る方がいるくらいで、それがないと「脚がうずく」のだという。
自分もそれに近い感触があるのかもしれない。
長年の習慣を思い切って断ち切れば
おかげさまで、どんなに寒い朝でも、脚の冷えで目が覚めることはなくなり、こむら返りや寝違えに悩むこともなくなった。
あらためて「冬の布団の中は別世界」とはこういうことだ、と実感している今日この頃である。