いまさら聞けない航空自衛隊の基礎知識!役割や任務について紹介
- 2017/11/13
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航空自衛隊とは?
航空自衛隊とはその名前の通り、日本の自衛隊のなかでも航空部門にあたる組織です。防衛相の特別機関にあたります。そんな航空自衛隊は約4万7千人もの隊員が任務に就いているのです。航空自衛隊のトップは航空幕僚監部を統括している航空幕僚長です。日本では航空自衛隊のことを空軍とは呼びません。しかし、外国からは航空自衛隊=空軍と認識されているのです。今回はそんな航空自衛隊の役割や任務などの基礎知識について紹介していきます。
航空自衛隊の役割
航空自衛隊の役割の第一は日本の防衛です。空からの日本防衛を航空自衛隊が担っています。いわゆる「防空」が航空自衛隊の役割なのです。できるだけ国土から離れた空域で侵略してきた敵を迎え撃ちます。そうやって、敵が空から攻撃するのは防ぐのです。また、大規模災害のときに対応するのも航空自衛隊の役割となります。大規模災害では人の命や財産を守るために、航空自衛隊が活躍するのです。そのため、各種災害への対応マニュアルが策定されています。そして、航空機の輸送力を最大限に活用し、大規模災害の対応をしているのです。また、航空自衛隊は世界での役割もあります。国際緊急支援活動に参加し、海外への補給品などの輸送なども行っているのです。
航空自衛隊の仕事
航空自衛隊の仕事は役割からわかるように多岐にわたります。具体的な航空自衛隊の仕事内容について紹介していきましょう。有名なのが戦闘機による緊急発進(スクランブル)です。日本領空に接近した軍用機などに対し、緊急発進を行っているのです。中国機やロシア機などが日本領空に接近することが多々あり、その都度航空自衛隊は緊急発進をしているのです。また、大規模災害の際に災害派遣活動を行います。災害時には偵察や物資輸送、避難支援などが航空自衛隊の仕事になります。他にも、海外でのスマトラ島地震やパキスタンやインドなどでの地震でも航空自衛隊は国際緊急援助隊の輸送をしています。このように、日本のみならず、国際的な仕事までこなしているのです。
航空自衛隊の組織
航空自衛隊の組織としては、東京の市ヶ谷に航空幕僚監部を置いています。そして、航空総隊が全国に展開しているのです。この航空総隊が防空の主力編成隊なのです。また、主に輸送を行う航空支援集団、教育を行っている航空教育集団などがあります。他にも、航空技術の開発を行っている航空開発実験集団や装備品・物資の補給を行う補給本部などがあるのです。このように、一概に航空総隊と言ってもさまざまな部隊があり、それぞれ任務を全うしているのです。そして、それぞれの組織が連携しながら日本を空から防衛をしたり、災害派遣に応じたりしているのです。航空自衛隊の大きな役割は日本を防衛することにあります。そのために緊急発進をしたり、日々訓練に励んだりしているのです。しかも、大規模災害では重要な戦力になります。航空自衛隊は日本にとって必要不可欠な舞台なのです。