ブートキャンプしてまで使う、日本人のApple愛とは
- 2018/02/25
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ブートキャンプとは
ブートキャンプといえば、一時流行ったアメリカ軍人の体力養成カリキュラムが思い浮かぶかもしれませんが、別の用語にもなっています。
Apple社が2006年に開発したソフトウェアで、マックのパソコンであるのにウインドウズが使えるようになるものです。
パソコンの起動をブートというところから派生した用語です。
これはマックでありながらウインドウズを使うというニーズに対応してのソフトウェアなのです。
ですが、わざわざそこまでしたい理由がどこにあるのかを探ってみます。
そんなにAppleがいいのか
率直に考えてウインドウズを使いたいならどうしてマックのパソコンを使うのかが、わかりづらいところです。
外見はマックなのに機能はウインドウズでありたいという欲望の湧き出るその心理はどこにあるのでしょうか。
それは創業者スティーブ・ジョブズの使う人の目線にこだわった細部へのこだわりにあるのです。
・デザインセンスが高い
ウインドウズユーザーもデザインだけならマックにしたいと思っている人は多いのです。
ウインドウズパソコンには、あちこちに余計なロゴがテカテカしていて、いかにもアピールしたがっているようです。
マックではお馴染みのリンゴのマークだけがワンポイントで無駄のないアピールに留められています。
この控えめなところが、日本人の感性にはピッタリするのではないでしょうか。
また、マックのお洒落感覚はロゴだけではありません。
モバイル系のパソコンでは、金属感を出して耐衝撃性も感じられる斬新な仕様にもチャレンジしています。
・文字の入力や認識がしやすい
それだけでなく総じて本体やキーボードへの指触りの良さにも配慮しているようです。
キーを押し込む感じもなく、スマホのようにキーに軽く触る感じで文字が入力できます。
入力ミスも起こしにくいような設計もされています。
また、表示される文字のフォントが丸みを帯びて同じ大きさでも認識しやすくなっています。
・コスパが良い
大まかな目安としてマックで15万円するパソコンがウインドウズでは20~25万円します。
ですからブートキャンプやオフィスを別途購入しても割安感はあります。
ただし、そこまでハイスペックなパソコンが不要であれば、マックよりもウインドウズの方が取り揃えも多く安価で購入できるようです。
・使用環境はウインドウズが無難
インテリアとしてならマックに軍配は上がりますが、実際に使う局面になると、マックよりウインドウズが人気があります。
何かとウインドウズを基本としたアプリも多く、不具合も発生しづらくなっています。
ウインドウズの利用者は多いため、マックを使っていると周囲の人との互換性に傷害が発生する場合もあります。
日本人は周囲の人と同じことをしたがる傾向がありますし、日本人の好きな安全性の高さもウインドウズの方が高いと言えます。
おかげでウインドウズの起動が簡単になった
ブートキャンプが発売される以前からもマックでありながらウインドウズを起動させる方法はありましたが、これがなかなか難しかったのです。
ライセンス的な問題もはっきりクリアされていなかったこともありました。
それがブートキャンプではインターフェースもシンプルになっており、パソコンの設定に不慣れな人でもできるようになったのです。
Apple社もマックばかりを使用させるのではなく、ウインドウズも簡単に選択できるような方針を取っています。
このブートキャンプのおかげで、マックもウインドウズも再起動一つの操作で切り替えできるのです。
そこまでしてと言うよりも、ブートキャンプだけで対応ができるのならそれ以上に簡単なことはないと感じている日本人は多いのです。