静かなブーム!レトロな自動販売機
- 2017/06/07
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昔はいろんな自動販売機があった
日本では自動販売機大国の日本に生まれて良かったと感じるほどに自動販売機の台数は世界的な数になります。
最近は伸び悩んでいますが、1人当たりの自動販売機台数は世界一を譲りません。
これだけの数ある自動販売機ですが、種類の豊富さでは昭和時代がピークだったと言えます。
確かにその昔は良く見かけた自動販売機はどこに行ってしまったのかと思われます。
市販のカップラーメンが出てきてお湯の入れ口に置いてセルフでお湯を投入していただくタイプは定番です。
ですが、時間こそかかりますが自動で天ぷらうどんなどがどんぶりでそのまま出てくるタイプもありました。
そばやハンバーガーなども思い浮かばれます。
その他、神社などにはおみくじの自動販売機もあったりしたものです。
喫茶店にはテーブルの上にルーレット式のおみくじ販売機もありました。
夏にはかき氷専用の自動販売機もわざわざ登場していたようです。
大人の雑誌が満載の自動販売機は子供心には気になったものです。
そんなレトロな自動販売機が今、注目されつつあります。
古い人にはあの頃の思い出が蘇るものです。
そして新しい人にも古いながらも斬新なスタイルと映っているのでしょうか。
その実情を探ってみました。
レトロな自動販売機ファン向けのスポットがある
密かなレトロ自動販売機ブームを先取りしたのか、今時、早々見かけられない自動販売機をまとめて並べてくれているスポットが次々と誕生しています。
首都圏では例えば神奈川県相模原市のとある道路沿いに時代を見まがうような自動販売機が20台あまり並んでいます。
もちろん全国各地にこのようなスポットがその人気と共に数を増やしています。
わざわざ遠くから車を飛ばしてやって来る人もいるとか言われてます。
種類を揃えて何台か並べるだけで人が賑わう空間が出来るとあれば、そろそろ注目している自治体などもあるようです。
極めつけはラーメン自動調理型販売機
その昔、見かけたことはあってもちょっと抵抗のあった自動販売機に自動調理型のものがあります。
お金を入れてボタンを押すとただ出てくるだけでなく、麺にお湯をかけてほぐしたり混ぜたりトッピングまでして出されるのです。
ある意味、高性能ではありますが衛生的にどうなのかとか考えるといかにも昔の発想だったのかとも思えます。
出来上がるまでの時間は30秒弱ですが、その間の自動販売機内部の動きが見て取れる動画も人気になっています。
ざっくりした過程は麺の入った丼に熱湯が注がれ蓋が閉められるとぐるぐる回転し始めていったん湯を捨てると言う工程を2回繰り返します。
さらに熱湯が注がれスープが収まりトッピングをしてくれると言う感じです。
ちょっとざっくりし過ぎて原始的と言えば原始的で昔の人には懐かしい、今の人には斬新なメカの仕組みに驚くやら呆れ返るやらです。
いずれにしてもあらゆる世代に好感度の高い自動販売機なのでしょう。