ガソリンの価格にお店で違うのはなぜ?

  • 2018/08/20
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 松村 昴
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気になるガソリンの価格

車を利用するオヤジとしては、ガソリンの価格には注目しているはずです。住んでいる地域の中でも、最も安い価格のガソリンスタンドを探して給油するオヤジもいることでしょう。少しでも節約するためには、安いお店で給油するべきです。

そこで気になるのが、なぜガソリンの価格はお店によって違うのかです。しかも、ガソリンの価格は、都道府県によっても大きく違っています。今回は、お店や地域によって、なぜガソリンの価格が異なるのかを中心に紹介していきます。

気になるガソリンの価格

 

ガソリンの価格がお店によって違う理由4つ!

①系列による違い
ガソリンの価格がお店によって違う理由としては、系列によるものが挙げられます。ガソリンスタンドには、「ENEOS」「出光」「昭和シェル」など複数の元売り会社が存在しています。そして、各ガソリンスタンドの店舗は、系列の元売り会社からガソリンを仕入れるのです。この仕入価格は、系列によって違うため、ガソリンで販売する際の価格にも違いが生じるのです。

また、元売り会社は余剰のガソリンを小売市場に販売しています。余剰のガソリンは、系列のお店が購入する価格よりも安価となっています。そのため、系列外のガソリンスタンドが意外と安い価格のケースがあるのです。もちろん、ガソリンの質に変化なく、問題なく使用することができるので安心してください。

②お店の場所による違い
お店や地域によってガソリンの価格が違う理由としては、場所によるものがあります。ガソリンの価格には、輸送費用が含まれています。ガソリンは、製油所で精製され、タンクローリーに積載され、各ガソリンスタンドの店舗に輸送されるのです。

そのため、製油所から近い地域は輸送費用が安くなり、製油所から遠い地域では輸送費用が高くなります。その結果、製油所から近い地域はガソリンの価格が安くなりやすく、遠い地域ではガソリンの価格が高くなりやすいのです。

基本的には、内陸部や離島は輸送費用が高くなるため、ガソリン価格が高くなる傾向があります。離島に訪れる際には、ガソリンを満タンにしてから訪れるべきでしょう。

ガソリンの価格がお店によって違う理由4つ!

③競合店の違い
競合店の存在も、お店のガソリンの価格に影響を与えています。近くに店舗数が多く、競合店が多くなれば、価格競争が生まれるため、安くなる傾向があります。しかし、競合店がなければ、価格競争がないため、比較的高い価格でガソリンを販売するガソリンスタンドが多いのです。そのため、ガソリンスタンドが密集しているエリアは、ガソリンの価格が安い傾向があります。

④給油スタイルの違い
ガソリンの価格がお店によって違う理由としては、給油スタイルの違いも挙げられます。昔は、ガソリンはフルサービスのイメージが強いです。しかし、現在ではセルフのお店が多くなっています。しかも、セルフの中にも完全なセルフのお店やスタッフが給油してくれるが窓拭きなどはしないセミセルフなど、セルフのスタイルも豊富です。

給油スタイルによって、人件費の削減などができるため、お店によってガソリン価格が変わるのです。基本的に、セルフのガソリンスタンドの方が安い価格で給油できる傾向があります。

ガソリンの価格がお店によって違う理由4つ!

 

安いガソリンスタンドを選ぼう!

ガソリンスタンドによって、ガソリンの価格は全然違います。お店によって価格が違う理由は、様々な要素が重なっています。「系列」「場所」「競合店」「給油スタイル」などがポイントです。少しでも節約したいオヤジとしては、ガソリンスタンドを選ぶのがおすすめです。

セルフや競合店が多い地域のガソリンスタンドを利用して、できるだけ安いガソリンスタンドで給油するようにしましょう。また、内陸部や離島などガソリンの価格が比較的に高い地域に訪れる際には、事前にガソリンを満タンまで給油しておくのがおすすめです。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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