フォルクスワーゲン「GOLF」の魅力を改めて紹介!最新のモデルチェンジを追う
- 2018/08/19
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ハッチバックのベンチマークとなるゴルフの魅力を紹介する第2弾。さっそく6代目を紹介しましょう。
6代目(ゴルフⅥ 2008~2012年)
ボディスタイルは、3ドア・5ドアのハッチバックとワゴン、それにカプリオレ。ヘッドライトは、釣り目状に。現在の国産車の大半が釣り目状のヘッドライトを採用しています。ひょっとして、ゴルフⅥの真似をしたのかもしれません。
搭載エンジンは、1200ccと1400cc直4ターボエンジンと1400cc直4ターボエンジン+スーパチャージャー。現在に通じるダウンサイジングターボを具現化したモデルです。ヨーロッパでは、ハイブリッドよりもダウンサイジングターボの人気が高いのは、VWの功績によるものが大きいでしょう。
それでは、日本で販売されたグレードを紹介します。
TSI コンフォートライン
1400cc直4ターボエンジンは、NAの2000ccに匹敵する20.4kg・mを発揮します。ミッションは、ダイレクト感が高い7速DSC。燃費は、16.8km/L(10・15モード)と高燃費をマークしています。
TSIハイライン
TSI コンフォートラインに、スーパーチャージャーが追加されたツインチャージャーエンジンは、元気そのもの。最高出力160PSでスポーティな走りが堪能出来ます。
GTI
2000cc版TSI コンフォートラインとでも説明すれば分かりやすいでしょう。最高出力は210PS。余裕の大排気量はGTの名にふさわしいものです。13Km/Lとシリーズで最高の高燃費。パワーと省エネを両立しました。
R
ゴルフRのRは、もちろんレーシングのR。エンジンは2000ccながらかってあった3200ccV6エンジンを凌駕するハイパフーマンスを発揮するのは流石。270PSの最高出力は、0-100km到達時間は6秒を切る俊足ぶりながら燃費は、12.4km/Lと低燃費です。
中古車価格は、約30~300万円。高価なモデルは、GTIやRなどのスポーツモデル。1400ccのTSI コンフォートラインなどは値段がこなれて購入しやすい価格になって来ていますね。
7代目(ゴルフ7 2012年~)
1974年から頑なにハッチバックボディに拘り続けたゴルフ。そんなゴルフも7代目に突入しています。ちなみにマイナーチェンジされたモデルはゴルフ7.5なんて呼ばれています。
ゴルフのモデルライフは、8~6年と国産メーカーの4年毎よりも長いです。国産メーカーの場合はシャーシやエンジンは先代のモノを使いボディだけ新しくしている場合も見受けられます。モデルライフの長いゴルフには、そのようなことはありません。モデルライフ中には、数度のマイナーチェンジや小変更の年次改良も多く実施されています。
7代目モデルは、ズバリ!省エネと安全性の向上したモデルになっています。省エネでは、ダウンサイジングターボエンジンのさらなる効率化で燃費アップ!もちろんアイドリングストップ機能も搭載されました。
先進的安全機能は、衝突被害軽減自動ブレーキ(歩行者検知機能付)、アダプティブクルーズコントロール、レーンキープ機能、トラフィックアシストなど豪華盛り沢山!
インテリアでは、スピードメーター内に設けられたナビ画面は、視線移動が少なく安全運転に貢献しています。ボディサイズは、全幅がとうとう1800mmになってしまいました。かってのコンパクトさはポロに譲っているのです。搭載エンジンは、TSIトエンドラインやコンフォートまたはTSIハイラインに搭載される1200ccと1400cc直4ターボエンジン。走りのGTIやR搭載されるハイパフォーマンスエンジンの2000cc直4ターボエンジン。
さらに、2015年にはゴルフにも待望のハイブリッドモデル・ゴルフGTEが追加発売されました。しかも、パワートレインには1400ccターボのTSIです。国産モデルでは未だにない、ダウンサイジングターボとハイブリッドの夢の競演です。
価格は、TSIトレンドライン・コンフォートライン・ハイライン・GTI(FF)の249万9000円~399.9千円。4WDのRは、548万9000円~553万9000円。ハイブリッドのGTEは、469万円です。
ゴルフを見ていると、自動車の黎明期から続く車に対する考え方や自動車文化の熟成度の違いが国産車と違うのに驚かされますね。