新登場!カローラスポーツは、アゲインになるのか?
- 2018/07/21
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グワシ!オヤジ世代なら知っているうめずかずお画伯が描くギャく漫画「アゲイン」は、事故で現役引退を余儀なくされた大工の老人が、行きつけの薬屋で処方された若返りの薬を間違って飲んでしまったために50才も若返り人生を再びやり直すハチャメチャな漫画です。
タイトルの「カローラスポーツは、アゲインになるのか?」は、カローラユーザーの平均年齢の高年齢化からきています。日本は、現在かってないほどの少子高齢化社会を迎えようとしています。社会全体の平均年齢が高くなっなっているのはいなめません。
カローラセダンのユーザーの平均は、驚くことに70才。若者向けにキムタクをCMキャラクターにしていたカローラフィルダ―でも60才だとか、、。
ライバル達は、名前を変えてイメージチェンジ(ファミリア→アクセラ)したり車格をアップさせて若返りを図ったり(シビック)しているのにカローラは頑なに昔ながらのファミリカ―のイメージを守り通したのです。
その依怙地なまでの姿勢はクラウンにも通じるものですがあまり固執し続けていては世の中から置いてきぼりになってしまいます。
そんなすっかり、ジジむさくなってしまったカローラのアゲイン(若帰り薬)として投与されたたのがカローラスポーツ。
カローラのボディラインアップは、セダンとワゴンの2つ。ここでハテナと思われた方がいるかもしれません。そう、カローラはカローラレビンとかカローラスパシオなんとかというシャーシやボディパーツを共用しているカローラ一家をなしているのです。カローラのハッチバックは、懐かしいところではカローラⅡとかカローラFXなんてカローラのセダンやワゴンなどとは別枠で売られていたのです。
ちょっと前まで販売されていたものと現在発売中のカローラ一家は、カローラアクシオ(セダン)・カローラフィルダー(ワゴン)・カローラランクス・カローラルミオン・カローラスパシオ。カローラランクスは、ハッチバックなのでまさにカローラⅡから始まるカローラハッチバックシリーズの直近モデルです。なお、カローラスポーツの登場によりハッチバックモデルのオーリスはカローラスポーツに」統合されて現行モデルで終了します。
カローラスポーツ
現在のカローラのラインアップでは、セダンはアクシオでワゴンはフィルダ―と名乗っています。そして今回新登場したカローラスポーツはハッチバック。2006年のランクス発売終了から途絶えていたハッチバックのカローラが12年振りに復活しました。
購買層は大幅な若返りを狙い20~30代。ライバルには、アクセラやインプレッサそして最近復活したシビックのハッチバック勢を迎え撃ちます。
フロントのデザインは、最近のトヨタに共通するキーンルック。デザイン的にはオーリスの流れを汲むものでしょう。室内は、黒を基調としながら赤をアクセントに使用したスポーティなものに。
搭載エンジンは、C-HRと同じく1200ccのダウンサイジングターボ(116PS/18.9kg・m)と1800ccのハイブリッド(122PS/14.5kg・m)の2つと手堅い布陣です。燃費は、ダウンサイジングターボの1200ccが18km/L(JC08モード)で、ハイブリッドが30km/L(JC08モード)です。
最高出力は、両者ほぼ互角ですが燃費で選ぶならやはりハイブリッド。最高出力はハイブリッドよりも少し劣るハイブリッドですが圧倒的に余裕のトルクは、ロングドライブや高速道路での走行性能に優れます。ドライブを楽しみたいならダウンサイジングターボを選ぶのが賢明かもしれませんね。
トヨタが誇る先進的安全機能「トヨタ セイフティセンス」が全モデルに搭載されてより安全な運転が出来ます。
さらに、同時期にニューモデルチェンジしたクラウンとともにトヨタの初代コネクテッドカー
になりました。コネクテッドカーを簡単に説明すれば車にパソコンが搭載されインターネット接続されているということでしょうか。車の位置情報や車両のコンディションなどが24時間、トヨタのコールセンターで確認されることです。もし、車両に不具合があれば電話で連絡しなくてもコールセンターで把握しているのでロードサービスを受けられるというもの。
カローラ・スポーツは、車の未来化への記念碑的なモデルになるかもしれませんね。