その腰痛・もしかしたら『冷え』が原因かも?案外効果アリの骨盤カイロとは?
- 2019/04/02
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私事で恐縮だが、先日ギックリ腰をやってしまった。
ここ1年、週末に夜遅くにジムに通う事になり、ストレッチをして帰ると門限に間に合わなくなるので、ストレッチを、しなかったからだろう。
元々週末の昼間にやっていたスタジオプログラムを、自分の都合で夜遅くに変更した担当IRに、罵り倒したい事山々なのだが、仕事以外でもアホな輩を相手にすると腰痛が酷くなりそうだ。
ので今回はお世話になってる接骨院の先生に、リハビリの方法を教わる事にした。
普段は激しいトレーニングをした日は、その日のうちに念入りに1時間かけてストレッチをするか、翌日にストレッチをするのだが、人の体の回復力には限界があるらしい。
すると意外な答えが返ってきた、それは何か。
湿布を処方されて、おしまいの理由とは
ギックリ腰は、急性腰痛という名の通り、レントゲンやMRIで、はっきりとした異常所見が見つかりにくい。
激痛が走って起き上がれないという状態は3日程で、よほど激しいトレーニングや運動をしない限り、1週間~10日という早さで回復する。
その為、たいていの人は、ストレッチや、ウォーキング、湿布薬で治すだろう。
先にモーラスハップとロキソニンの違いを書いた記事があるので、湿布薬の違いは、そちらをご覧いただくとして、もしも痛みが長引く、時間がたっても症状が回復しない、足がしびれるという事があった場合は、整形外科に行く事を勧める。
が、ギックリ腰や、坐骨神経痛を発症して、整形外科に行っても、湿布を渡されてサヨウナラ、という人は多いのではないだろうか。
接骨院の先生によると、手術は最後の手段であり、ホイホイと手術しましょうと安易に勧める先生は危ないのだという。
母親がお世話になっている整形外科医の先生に訊いてみた所、実は坐骨神経痛と診断しても、手術をしなければいけない必要性にかられる人は、ごくわずかしかいないという事なのだ。
大半の人は、まったく違う要因で、腰や腰の近くの関節、もしくは内ももなどに疲労がたまり腰椎が伸ばせなくなり、腰痛になるのだという。
それは何か。
腰痛の原因は血流の悪さも一因?
医師曰く、坐骨神経痛や、ギックリ腰の主な原因は疲労なのだそうだ。
疲労と体の冷えから来ているというのが、彼らの下した診断だ。
ストレッチで、足の裏側のお尻からかかとにかけて筋が緊張して、しなやかに伸びないという人は要注意。
足の後ろの筋が伸びない事が腰の負担になり、ひいては腰椎に負担がかかってしまう事になるのだ。
もう1つの原因は、冷えだという。
骨盤を形成する腸骨と仙骨の間にある仙腸関節という関節があるが、これが歪むと足幅が狭くなり、背中が前に出て、腰椎に負担がかかる様になる。
この部分の血流が悪くなると、坐骨神経痛やギックリ腰になりやすいという事なのだ。
仙腸関節は、尾てい骨にある仙骨の両脇にある上、坐骨神経は、仙骨から足へと下る所にあるので、この近くを温熱療法で暖め血流を常によくしておくことが回復の近道なのだろう。
その為の温熱療法として、腰の下に、お尻の割れ目を境に、使い捨てカイロミニを二枚貼る事を勧められた。
接骨院の先生に、男性でも冷える事があるんですかと聞いてみた所、今の男性は昔の様に腹巻をしなくなったので、効果はあると思います、との事だった。
使い捨てカイロの持続時間は12時間なので、素肌の上に張りさえしなければ、貼りっぱなしでも長時間大丈夫だ。
今回のギックリ腰は、椅子に座れないのではないかと思うぐらい苦しんだが、骨盤カイロを2日試しただけで、何とか椅子に座れる所まで回復した。
ちなみに本当に坐骨神経痛で手術をしなければいけない人も、この療法で判るという、カイロをしてもカイロの熱が効かない、ストレッチが出来ないというのであれば、手術が必要になるらしい。
何はともあれ、疲労は溜めず、体を暖める事が一番だ。
トレーニングにおいても、疲労をためないプログラムが一番なのだろう。