男性のアンチエイジングにはポリフェノール、亜鉛が欠かせない?
- 2017/03/12
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「まだまだ若いつもり」と思える内がアンチエイジングのチャンス
一般に20代をピークとする男性の肉体は、30代の半ば頃から徐々に衰えを自覚し始め、40代から50代ともなれば老化の2文字がチラついてきます。どれだけ気力が充実していても、体力と食欲、容姿、記憶力や精力など「若い頃なら~だったのに」と思うような違和感が、少しずつ増えているように感じるのではないでしょうか?
「気持ちだけでも若く」「まだまだ若いつもり」と思える今の内がチャンスです。「若く見える自分」を作り上げることが、実際に若々しくいられるための最初の一歩になります。ここでは、男性のアンチエイジングに欠かせない栄養素である「亜鉛」と「ポリフェノール」について紹介します。
亜鉛とは
亜鉛は金属の一種であり、紀元前からその存在が分かっていたとされる物質です。明確に工業用として使われるようになったのは18世紀の産業革命以降と言われています。この地球上では土壌中にも海水中にも含まれています。人体にも僅かながら亜鉛が存在していて、鉄分と同様に生きていく上で必要な要素とされています。成人男性の1日の推定平均必要量は8~10mgと言われてますが、これは牡蠣をおよそ150g食べる位の量です。
亜鉛がアンチエイジングに効果がある理由
亜鉛は人体にとって様々な部位の生成に必要な成分です。骨や歯などの骨格形成、皮膚の生成やホルモンの合成など、たんぱく質と関係して機能しますが、健康な体作りが出来なければ、どんどん老化が進んでしまいます。
特に男性の場合、亜鉛は精子の形成にも影響があることはよく知られていますが、ほかにもホルモンの合成や分泌に作用することから、亜鉛は「抜け毛や薄毛」の抑制に効果があるミネラルとも言えます。また、亜鉛が「スーパーオキシドディスムターゼ」という酵素に働きかけることで、抗酸化作用をもたらします。抗酸化作用、つまり、「細胞の老化を抑える」ことからアンチエイジングにも効果が期待できます。
ポリフェノールとは
ポリフェノールは植物細胞を生成して、活性化する役目を持っています。「植物にしかなく、ほとんどの植物に存在する」という成分で、植物が光合成することによってできる「色素や苦みの素」とされていますが、よく耳にする様に、普段「赤ワイン」や「トマト」などの赤い色素のことをポリフェノールと呼んでいますが、植物性の色素や成分など、色々なものが「ポリフェノール」です。
ポリフェノールがアンチエイジングに効果がある理由
ポリフェノールは様々な植物に存在しますが、中でも有名になったのはフラボノイド系のカテキンでしょう。カテキンは、「血中コレステロール値を下げるポリフェノール」として有名です。
また、大豆などから摂取できるイソフラボンもポリフェノールの一種です。イソフラボンは女性ホルモンと似た働きによって男性ホルモンとのバランスを取ることでアンチエイジングに効果があります。
そもそもポリフェノールの特徴としては、「細胞を活性化」するという「抗酸化力」が挙げられます。人の老化は、活性酸素による細胞の劣化や破壊が原因とされていますが、人体にポリフェノールが取り込まれると活性酸素を体内から取り除く働きをします。ポリフェノールによる「活性酸素の除去」は、まさに男性のアンチエイジングの方法の一つと言えます。