さっぱりとしていて美味しい5月の魚
- 2017/05/05
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さっぱりと美味しい魚が出回る時期
5月に旬を迎える魚には「アジ」「イサキ」「カツオ」「メバル」などがあります。寒い時期に漁獲された魚は、脂が乗っていて美味しいというイメージもありますが、一方で、カロリーを気にしている方や脂っぽいと胃もたれしてしまう人には、嬉しくはない時期だったかと思います。このような方には、さっぱりとした味わいの魚がたくさん獲れる今の時期に色々な種類の魚を食べていただきたいと思います。
DHAとEPAを摂るならアジ
食べると頭が良くなるといわれているDHAをしっかり摂るのであればアジがお勧めです。小さな体の中にDHAのほか血液サラサラ効果のあるEPAや肝機能を高めるタウリン、体の巡りを良くするナイアシン・カリウムなどが含まれています。
飲み会が続いているときや、目の疲れを感じているとき、体がむくんでいるときなどにアジを食べるとよいでしょう。食べるときには、なめろうにして、香味野菜を付けることでより栄養を吸収しやすくなります。
ビタミンB群をバランス良く摂れるイサキ
イサキの旬は長く秋まで出回りますが、とくに美味しいといわれているのが5月の終りから6月です。一般的に魚を買うときには魚の目を見て鮮度の良し悪しを見極めますが、イサキに関しては「生き腐れ」という言葉もあるように、鮮度が良くても目が濁っているのが特徴です。
イサキには体を細胞単位で若返らせるビタミンB群やレチノール(ビタミンA)が含まれています。皮膚が弱くなったと感じたり、疲労が溜まっていたり、血管の老化が心配になったりしたときには積極的にイサキを選ぶことをお勧めします。イサキはどのように調理しても美味しく食べることができますが、ムニエルにされる方が多い魚です。
あっさり美味しい初ガツオ
カツオといえば、今の時期の「初ガツオ」と夏の時期の「戻りガツオ」があります。カツオの食べ方といえば、たたきをイメージされる方が多いかと思いますが、戻りガツオより初ガツオの方が美味しく仕上がるので、ぜひ今の時期に食べておいてくださいね。カツオはすぐに傷んでしまうので、購入するお店を厳選して、可能な限り早い時間に食べきってしまいましょう。
カツオにもDHAとEPAが含まれていますが、ほかにもタウリンやビタミンB12、ビタミンDなどが入っています。たたきにすれば、野菜もたくさん食べることができるのでお勧めです。
カルシウムを摂るならメバル
旬が短くそろそろシーズンの終わりを迎えてしまうメバルは、「春告げ魚」とも呼ばれている白身魚です。高級魚としても知られており、他の魚と比べて価格が高くなりがちなのが特徴です。
メバルには良質なたんぱく質が含まれており、カルシウム量が多いほか、リンも含まれています。骨を丈夫にしたい人であれば、マグネシウムが多く含まれている野菜と一緒にメバルを煮つけて食べるかお味噌汁や納豆を同じ食卓に並べるとよいでしょう。