ブレないお洒落のために、男ならではの「良いもの」という価値観を意識しよう
- 2017/08/04
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今年の私は、タンクトップを頻繁に買っています。
いや、タンクトップ1枚で街を闊歩しようと思ってる訳ではないんですよ。今年は、カジュアルな格好の時にシャツの前ボタンを開けて着たいので、その時のインナーにと思っているのです。
タンクトップ1枚選ぶのにも、色んな選択肢があります。色や柄、カタチ、そして値段。私のチョイスは、値段でいえば安いものから高いものまで、値段に結構なバリエーションがありました。それは「シャツのインナーで使う」という目的で選んだ結果なのですけどね。
こういう目的を考える時、男性は自分の感覚に振り回されて混乱してしまう事があります。それってどういう事なのか?今回はそんなお話から、ブレないお洒落のコツをお届けしましょう。
「良いもの」とはどんなもの?
さあ、まずは「良いもの」といってどんなキーワードが思い浮かぶか、考えてみて下さい。もう少し詳しくいえば「品質の良いもの」という視点です。例えば冒頭にあったタンクトップで考えてみても良いですね。「品質の良いタンクトップ」としたときのキーワードです。
、、、
どうですか?
写真の女性に惑わされずに考えられていますか?
どんなキーワードが出てきましたか?
それらのキーワードは大別すると、次のどちらかに当てはまるのではないでしょうか?
1.素材の希少性が高かったり、天然素材だったり、高級と言われるもの
2.耐久性があったり、防水性があったり、機能面で高いスペックのもの
「品質の良い」というキーワードで男性がイメージしやすいのは、このどちらかだと思います。もし他にもあれば、ぜひ教えて下さい。
この2つは大きく異なる
今回はこの2つの視点があるという前提で話を進めます。
この2つの価値観、男性は当たり前の様に持っています。しかし、この2つは、装いという、目に見えるカタチになった時には大きな違いとなりやすいのです。
前述の1番目の価値観は、いわゆるフォーマルな場で、より良いとされるものです。「上質なカシミアのスーツ」なんていうのがハマる価値観です。
しなやかで、光沢があり、ラグジュアリーな雰囲気漂う装いに向いています。
一方、2番目の価値観は、過酷な場でその真価を発揮します。銃弾を通さなかったり、海底深く潜れたり、破けにくかったり。
1番目とは対照的に、アウトドアでハードに動き回るシーンにハマる価値観です。
どちらも「良い品質」だと思えるはずです。でも、見た目は大きく異なりますよね?
この違いを意識できているか?
男性は、この2つの価値観をごちゃ混ぜにしている場合が少なくありません。
銀座で久しぶりのデートなんていう時。お相手の女性から「明日は銀座なんだから、良い服を着てきてね」なんて言われた当日の格好が、「これから何千メートルの山にアタックするつもりなの?」なんて装備の服を着てきしまう。
女性は前述の1番目の意味で良い服と言ったのに、男性は2番目の意味の良い服を着てしまった訳です。
逆もありますね。みんなでバーベキューをしようと集まったのに、ジャケットにシャツ、さらに革靴を履いてきて「お前は食べるだけで何もしない気か?」なんて格好になったり。
どれも、「良いもの」の勘違いです。「良いもの」という価値観に種類がある事を意識できていないと、こうなってしまうのです。
TPOに対応出来ていない訳ですから、大人としてはイタダケナイ格好になってしまいます。
私が以前セミナーで、何人かの女性に対して、お相手男性の服装についてのヒアリングをした時も、こういう勘違いをして来る男性とは「一緒に歩きたくない」という意見で女性が一致した。なんて場面もありましたから、要注意なのです。
ブレないコツとは?
さて、この勘違いを起こさないためにまずは、やはり大前提として「違いがある事を知り、意識する」という事が大事です。
その上で、自分の持つ価値観がどちら寄りか?を知っておくこと良いですね。
高級ブランドが好きだったり、ラグジュアリーなものが好きだったり、綺麗な格好が好きだと前述の1番目の価値観をメインに捉えているはずですし、キャンプや登山、サバイバルゲームなどが好きなアウトドア派は、2番目の価値観をより強く意識しやすいはずです。
つまり「良い服を着てきてね」と言われると、行き先がどこであれ自分が強く意識している方の価値観で服を選びがちになるという事ですから。
こういった自分の価値観を意識し、判断した上で装いに活かそうとするだけで、あなたの印象は大きく変わります。想像して見てください。彼女や奥さま、娘さんの嬉しそうな表情をより多く見られる事にも繋がるのです。
ブレない方が、良さそうでしょ?
これは単に見てくれがブレなくなるだけではありません。価値観を自分ではっきりと認識できる様になるのですから、内面もブレなくなります。それが外見に現れることでの、印象の変化もあるのです。
ぜひ、意識してみて欲しいと思います。