コートを格好良く着こなす為に2つのポイントをおさえましょう
- 2016/10/22
- ファッション
- 3494view
- カジュアル
- おしゃれ
- コート
- ファッション
やっと秋本番!
次に来るのは冬です、しかもわりと直ぐにやってきます。
冬の服といえば、コートですね。男らしさを存分に表現できるのも、コートの魅力です。そんな冬ファッションの主役にもなる、コートを格好良く着こなすなら、いまからコートのことを考えておく方が良いでしょう。
早くはないですよ。だって、服を作る側はもっと前から準備をして、実シーズンの1年前には服としてカタチになっていたりしますから。
◇なんでこんな時期から?
でも、なんで着るシーズンになる前から考える必要があるのか?この前提となる部分をちゃんと押さえておきましょう。これは、今年だけの話ではなく、毎年の事ですからね。
・「秋冬物」というくくりでの服が店頭に出揃っている時期だから
・サイジングが重要だから
この2つのポイントが重要なんですね。
まず、本格的に寒くなるのは、日本では例年2月頃です。この時期になってからコートを買おうとしても、店頭にはもう、セール後の売れ残りしかない様な状態です。
実際には、秋冬物というのは夏のセールの時期から店頭に少しずつ並び始めるので、選ぼうと思えば、夏の終わり頃から選べるのです。
ただ、真冬のコートなどは少し時期が後ろにずれたりもするので、今の時期はまだ選びやすいタイミングと言えます。
それに、もしオーダーをするにしても、いまからなら実シーズンに間に合いますからね。
そして、サイジングです。コートはその下に何枚かの服を着るものなので、ただでさえ、着ぶくれしやすい服です。これを格好良く着こなすには、やはりそれなりに格好良く見せられる作りで、身体にあったサイズを選ぶことが重要なんですね。つまり、自分の持っている服をどう着こなしても、サイズが合っていなければ仕方ありません。サイズの合ったものを新しく考えることが重要なのです。
◇男らしさを出すためのサイジング
では、格好良いサイジングのポイントとは?
まずは肩です。
肩幅の合ったサイズのコートを選びましょう。
上着というのはコートに限らず、基本的には肩で着ます。肩に乗せてる状態ですよね。だから、この部分のサイズが合っていないと、着方が不自然ですし実際に見ても不自然な感じになるのです。
次に長さです。
特に袖の長さ。手が殆ど隠れてしまった様な、長い袖のコートを着ているのは格好良くありません。ジャストな長さのコートを選ぶとか、直すなりして、ここを気を付けましょう。袖の長さがジャストなだけで、かなり見た目が違ってきます。
そして、サイジングの最後のポイントは、腕の細さ。
コートは、下に服を着る事を想定しているので、袖はある程度太く出来ています。しかし、袖が太すぎると、全体の印象が野暮ったくなってしまいます。なので、なるべく袖の細いタイプのコートを選んでみましょう。お店で、鏡の前で試着してみるだけで、その違いを実感できます。
◇男らしさを出すための視覚効果
これまでのポイントをクリアするだけでも、格好良いコートを選べるはずです。なんでそうなるのか?これには理由があります。そのポイントは
腕を細長く見せる
ということです。手足の長い人を見ると、人はその手足の長い人を「美しい」と感じます。モデルとして選ばれる体型もそうですね。これは男女問わず、人間が美しく見えるポイントなのです。
つまり、コートでは腕が細く、長く見えるように気を付けるようにすると良いのです。サイジングとして前述でお伝えしたのも、この「腕を細長く見せる」というポイントにリンクしています。
実際に細いことも重要ですし、袖が長いと腕が短く見えてしまいますから、ジャストの長さにすることも大事です。こういった部分を押さえておくと、特に何枚もの服の上に着て大きめになりがちなコートの着こなしは、グッと洗練されていきます。
まだこれからコートを新調するなら、是非これらのポイントに気を付けて見て欲しいと思います。ちゃんとデザインされたコートなら、これらのポイントはしっかり押さえられているものです。コートを上手に着こなす、冬の似合うオヤジになりましょう!