入院見舞いのマナー!アポの有無、NG手土産、見舞金の相場etc.
- 2019/03/12
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お見舞いで絶対に守りたいマナーは?
友人・知人が入院したと知ったら、あなたはどのようにしてお見舞いに行きますか?
入院した人が親しければ親しいほど、すぐにでも駆け付けたいと思うものです。
ですが、冷静になって考えてみてください。
容態は?アポ取りは?時間は?会話は?手土産は?
そして何より、入院している人の気持ちはどうでしょうか。
さまざまな配慮が必要なお見舞いのマナーを知った上で面会し、1日も早い回復を祈りましょう。
まずは「お見舞いに行ってもいいのか」を判断する
病院に駆けつけても、病状によっては面会できない場合があります。
面会に規制がかかっている際は、手土産やお手紙をご家族の方に託すのがベターです。
また、人によっては「弱っている姿を見られたくない」と思いますし、面会が負担になることもあります。
すぐには駆け付けず、配慮する姿勢も大切です。
アポなしでの訪問はやめよう!
入院している病院を知っているからといって、アポをとらずに訪問するのはマナー違反です。
入院・手術直後はあわただしいですし、痛みなどで苦しんでいるタイミングは避けるべきでしょう。
また、病院によって面会時間が定められているので、仕事が終わって駆け付けても間に合わないことも考えられます。
気持ちや時間のすれ違いが起こらないように、本人にアポをとったうえで訪問するように心がけてください。
だらだらと居座ってはいけない
お見舞いの際、病室に長時間滞在してしまう人がいます。
思っていたより元気そうな姿にホッとしたり、痛々しい姿に涙したり、久しぶりの再会で話が弾んだり…と、せっかく顔を見られたのだからしばらくはそばにいたいと思う人もいるでしょう。
ですが、相手はもちろん、周囲への配慮も必要です。
大部屋の場合、話のトーンを抑えているつもりでも、長時間となると周囲の迷惑になることも。
また、元気そうに見えても実は無理をしているということも考えられるので、長くても20分で切り上げることをオススメします。
会話の内容は?
寂しい気持ちや静かな療養を願う気持ちは伝えてもいいとされていますが、病状や仕事の話はタブーです。
手紙でのメッセージも相手の負担になるような内容はさけましょう。
寝ているときはどうする?起こすべき?
睡眠中に訪問する可能性もなきにしもあらず。
寝ている場合は、起こさずに帰るのがベターです。
付き添いの人がいない場合、手土産はナースステーションに預けて病院を後にしましょう。
NGな手土産を知っておこう!
「手土産なんていらないし、来てくれるだけでいいから」と言われても、手土産で気持ちを伝えたい人もいるでしょう。
ただし、場所が病院であり、治療・療養中に贈るものということで、手土産にふさわしくないものがいくつかあります。
■生の食べもの
フルーツを始めとする生ものはお見舞いのイメージが強いのですが、アレルギーなどの問題があって、禁止している病院も多いです。
■お花
生花は衛生上の問題があるため、禁止にしている病院もあります。
そして、「根付く」「寝付く」の言葉を連想させるという理由で、鉢植えの花もNGです。
■寝具やパジャマ
快適に療養できるようにと、寝具やパジャマを手土産にする人もいますが、「病床生活が長くなる」という印象を与える場合があります。
近年では気にしない人も多いかもしれませんが、目上の人や年配の人には避けたほうが無難です。
お見舞金を贈る際の注意点
入院生活は出費もかさみますし、物よりお金のほうが喜ばれることも。
家族や親族には1万円、友人には5,000円、仕事関係の人には3,000円が相場といわれています。
ただし、お見舞金は誰にでも送っていいものではなく、目上の人には失礼にあたるため、注意しましょう。