ダイエット中の40代オヤジへ「太らないのはどっち?」コンビニ編
- 2017/07/06
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新婚時代は愛妻弁当、いまの私はコンビニ弁当
鮭フレークで描いたハートマーク入りの愛妻弁当を同僚に冷やかされながら食べる。そんな微笑ましい光景は、いまや90年代のトレンディードラマをレンタルする以外に見ることはできない。現代サラリーマンにとって弁当とは、コンビニ弁当なのだ。
ということで「太らないのはどっち? ファーストフード編」に引き続き、愛妻がコンビニに代わってしまった人に「太らないのはどっち? コンビニ編」をお届け!
太らないのはどっち? アメリカンドックVSフランクフルト
コンビニのレジで並んでいるとき、「私を見て」と僕らを誘惑するホットスナック。じっと見つめてくるからついつい買ってしまう。見つめているのは僕らだけど……。
アメリカンドックはソーセージに衣をつけて揚げたもの。フランクフルトはソーセージをそのまま焼いたもの。ソーセージの大きさが同じだと、当然前者が高カロリー。
以上より、太らないのはフランクフルト。
ソーセージやベーコンなどの加工肉は、赤身のお肉に比べると、たんぱく質が少なく脂質や塩分が多い。食べ過ぎると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなる。
世界がん研究基金の「がん予防10か条」には「加工した肉はできるだけ避ける」と書かれている。ダイエットというより、健康のために食べる回数は減らしたい。
太らないのはどっち? ツナマヨおにぎりVSツナマヨサンドイッチ
ツナマヨ大好き。おにぎり、サンドイッチ、ピザ、寿司、とりあえずツナマヨ。
サンドイッチは脂質、おにぎりは炭水化物が多い。血糖値の上昇が大きいのは炭水化物。
以上より、太らないのはツナマヨサンドイッチ。
炭水化物の量が同じときは、ごはんよりパンのほうが血糖値の上昇は早くなる。栄養成分表示の炭水化物の量には気をつけたい。
ツナはたんぱく質やDHAが豊富。アルコールの代謝を助けるビタミンが多く含まれているなど、すぐれた食品。ただし、ノーマルタイプのツナ缶は油分が多く脂質の摂りすぎ。ライトタイプや水煮を選ぶのがおすすめ。
太らないのはどっち? カレーパンVSメロンパン
お外カリカリメロンパン。おとこはやっぱりカレーパン。愛と勇気だけが友だちさ。
メロンパンは血糖値を急上昇させる食品として有名。糖尿病など、生活習慣病を引き起こすのでおすすめできない。表面のクッキー生地には砂糖がたっぷりだ。
一部のメロンパンに使われているベーキングパウダー(膨張剤)にはアルミニウムが含まれている。厚生労働省は「食品中のアルミニウムに関する情報」の中で「アルミニウムの毒性」について触れている。
カレーパンはカレーをパンで包んで油で揚げている。想像どおり高カロリー。しかし空洞部分が多いので、他のパンに比べると炭水化物の量は少なく、血糖値の上昇は緩やかだ。
菓子パンより惣菜パンのほうが炭水化物の量が少なく、具からの栄養が期待できる。
以上より、太らないのはカレーパン。
太らないのはどっち? のり弁当VS幕の内弁当
なんだか懐かしいのが「のり弁当」。年をとると食べたくなるのが「幕の内弁当」。
のり弁のおかずは白身魚のフライとちくわのてんぷら。これでは炭水化物と脂質に偏る。体脂肪を効率よく減らすには、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどもまんべんなく摂りたい。栄養素は単体ではなく、それぞれ関わり合いながら働いているのだ。
ダイエットしているからとカロリーばかり減らすのはよくない。1日に摂るカロリーを決めて、その中でできる限り多くの食品を食べるようにしたい。
幕の内弁当にはたくさんのおかずが入っている。ハンバーグやからあげより、焼き魚がメインだとなおよし。ダイエット中は、おかずをぜんぶ食べてごはんを残そう。
以上より、太らないのは幕の内弁当。
明日はコンビニでなにを食べる? それとも愛妻弁当を頼んでみる?