登山をするにはいい気候ですが、この時期に気を付けたいこと5つ
- 2018/09/04
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登山しやすい秋でも注意!
秋は気候的に登山しやすく、初心者のオヤジでも登山を楽しみやすいです。しかも、登山だけでなく、紅葉も楽しむことができます。
しかし、実はこの時期だからこそ気を付けたいことがあるのです。そこで今回は、秋の登山をしやすい気候だからこそ気を付けたいことについて紹介していきます。
秋登山で気を付けたい5つのこと
①隠れ脱水症状
秋は涼しくなり登山しやすい気候ですが、だからこそ脱水症状に気を付けるべきです。夏場の登山では、脱水症状にならないように積極的に水分補給をします。しかし、秋になると涼しいこともあり、あまり水分補給をしないで登山する方が多いです。その結果、隠れ脱水症状となり、体調不良となる可能性があります。
脱水症状を防ぐためには、しっかりと水分補給をすることです。登山前や登山中に、水分補給を心がけるようにしましょう。また、水ではなく、経口補水液やスポーツドリンクで水分補給をすることで、脱水症状の予防につながります。
②下山時間
秋になると要注意なのが下山時間です。夏に比べ、秋になると日照時間が短くなり、日の入りは早くなります。そのため、夏の感覚で下山していると暗くなってしまう可能性があるのです。暗くなれば遭難することも考えられ、リスクが高まっていきます。ですから、登山がしやすい秋だからこそ、下山時間に気を付けて登山計画を立てることが重要なのです日照時間を考慮した登山計画を立てるようにしましょう。
③急激な天候の変化
急激な天候の変化も、秋の登山では気を付けるべきです。昔から「山の天気は変わりやすい」と言いますが、なかでも秋になると変化が激しい傾向があります。秋雨前線や台風の影響など、山の天気は荒れることがしばしばあるのです。しかも、標高2,000m級の山に登山する場合、9月下旬や10月上旬でも降雪となることがあります。そのため、天候には気を付けて登山するべきなのです。
対策としては、事前に情報を収集しておくことです。そして、荒れそうなら登山を中止することも重要となります。また、雨の予報がなくても、雨が降っても大丈夫のように、防水のウェアを持っていくようにしましょう。防水ウェアなら、ゴアテックス素材のウェアがおすすめです。
④道迷い
意外と秋の登山で多いのが道迷いです。秋になると紅葉の時期であり、登山中に紅葉の写真を撮る方が多くいます。もちろん、登山中に写真を撮ることは問題ないのですが、写真を撮ることに夢中になってしまい、登山ルートから外れて道に迷ってしまうケースがあるのです。
道迷いの対策としては、地図や携帯・スマホのGPSで現在地を確認することです。ただし、携帯・スマホは使用できないケースがあるため、地図とコンパスを必ず持って登山することがポイントとなります。ちなみに、山での遭難原因は、道迷いが第1位となっています。道迷いを甘く見ないで、気を付ける必要があるのです。
⑤野生生物との遭遇
秋の登山では、野生生物との遭遇にも気を付ける必要があります。野生動物にとって、秋は冬眠前の大切な時期であり、活発的に動く時期です。危険な野生生物としては、クマやスズメバチ、毒ヘビなどが挙げられます。
野生生物に遭遇してしまった場合には、パニックにならずに冷静に対処することが重要です。大声をあげて刺激すると危険のため、遭遇したら慌てずにゆっくりとその場を離れるようにしましょう。
気を付けて登山を楽しもう!
今回は、登山がしやすい気候になった秋だからこそ気を付けたいことを紹介してきました。秋の登山は楽しいものですが、危険もたくさんあります。十分気を付けて、リスクを回避しながら秋登山を楽しむことが重要です。無理のない計画で、快適な秋登山を思う存分楽しんでください。