野球で7回に観客が風船をあげる風景を見るけど、いつからやるようになった?
- 2018/08/08
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野球のラッキーセブン!
野球中継を楽しみにしているオヤジは多いのではないでしょうか。贔屓にしている球団が勝って入れば上機嫌になるオヤジも多いはずです。野球中継では、7回に観客がジェット風船をあげる光景を見ることがあります。
なかなか楽しそうな光景ですが、いつからやるようになったのか気になるでしょう。そこで今回は、プロ野球の7回にジェット風船について深掘りしていきたいと思います。
7回のジェット風船はいつから?
プロ野球のジェット風船と言えば、甲子園のイメージが強いと思います。そのため、阪神ファンが始めたイメージがありますが、実はカープファンが始めたという説が一般的です。
1979年に甲子園で行われたカープVS阪神において、「広島東洋カープ近畿後援会」のメンバーがジェット風船での応援を始めたとされています。
ちなみに、当初は広島の選手がホームランを打った際に飛ばしていたのですが、いつしか7回表のカープの攻撃前に飛ばすようになったとのことです。
ただし、プロ野球でのジェット風船が一般的になったのは、1985年とされています。この年は阪神が優勝しており、優勝時に阪神ファンが風船をあげたことでジェット風船での応援が広まったとされています。
どの球団でもジェット風船は行なっている?
7回のジェット風船での応援ですが、気になるのが全球団行なっているのかではないでしょうか。実は全球団がジェット風船での応援を行なっているわけではありません。
そもそも、ジェット風船を禁止している球場もあるのです。東京ドームやナゴヤドーム、神宮球場ではジェット風船が禁止されています。
そのため、巨人や中日はビジターや地方球場での開催でしかジェット風船を使用した応援を行いません。
また、ヤクルトに関しては、ほとんどジェット風船を飛ばすことはありません。なぜなら、ヤクルトは7回に「東京音頭」とビニール傘で応援するのは恒例となっており、ジェット風船での応援は浸透していないのです。
実はジェット風船が規制されたことも…
ジェット風船での応援は、2009年に規制されたことがあります。2009年に新型インフルエンザが世界的に流行した際、神戸市で感染者が見つかりました。
これにより、飛沫感染の危険性を考慮する形で京セラドームでのジェット風船を自粛したのです。
さらに他球場でも規制するようになり、一時的にジェット風船での応援がなくなったのです。しかし、翌年の2010年シーズンになると、開幕戦から解禁されてジェット風船での応援は再開されています。
ジェット風船を膨らませるコツとは?
ジェット風船は意外と膨らませるのは難しいです。オヤジなら簡単に膨らませることができるでしょうが、子供や女性はなかなか膨らませることができません。
そこで知っておきたいのが、ジェット風船を膨らませるコツです。
ジェット風船を膨らませるコツは、事前に風船を引っ張っておくことです。風船の両端を持ち、数回引っ張っておくことで、空気が入れやすくなります。
また、少しでも膨らますことができれば、あとは簡単に膨らませることができます。
そのため、最初の吹き込みが重要であり、思い切って膨らませるようにしましょう。
球場にいったらジェット風船で応援しよう!
せっかくプロ野球の試合を球場まで観戦しに行ったのなら、ぜひジェット風船での応援を体験してみてください。同じ球団を応援している仲間によるジェット風船での応援は、一体感があっていい思い出になります。盛り上がるためにも、ジェット風船での応援には参加するべきです。
ただし、東京ドームやナゴヤドーム、神宮球場ではジェット風船での応援は行われないため注意してください。また、マナーやルールを守ってジェット風船での応援を行うようにしましょう。