もはや他人ごとではない? あなたの隣に潜む児童虐待の罠
- 2017/04/29
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表に出ない
子供それも幼児と言える年齢の子供に対する虐待のニュースが頻繁に報道されています。内容をテレビやネットなどで知るにつけ、あまりの残虐さに胸を締め付けられるような思いを抱く方も少なくないと思います。
未成年(20歳未満)の犯罪被害者数は年々減少しているようなのですが、幼児に対する虐待の相談は年々増加しているといわれており、ましてや幼児たちは自ら声を上げるすべを持たないわけですから、実態は把握されているよりもはるかに多いのではないか、と言われています。
他人ごとではない
こちらのページをご覧の方々の中にも、まだ小さなお子様を抱えておいでの方が多くいらっしゃるのではないか、と思われます。「ウチは大丈夫だ」「そんな事、ありえない」などとお考えになる方が大半なのではないか、と思います。実際、その通りなのだろうと思いますが、虐待を行っているのは他人ではなく、普通に考えれば最も〝有り得ない〟ご両親であるというのは否定の出来ない事実です。
普段は奥様に育児を任せっぱなしの皆様も、ここでは自動虐待ということに対して、もう少し踏み込んだ知識をお持ちになってもよいのではないでしょうか。子育てというものは大変なストレスとの戦いだと言われています。ウチは大丈夫だと思っていたご家庭だって、児童虐待の病巣は潜んでいる可能性はあるのです。
児童虐待をしないために
まずいちばん大切なことは育児を奥様任せにしないことです。あなたがお仕事で様々な悩みや問題を抱えているのと同様に、奥さまも育児に対して様々な悩みを抱えているはずですね。まずは奥様の悩みを聞いて、相談に乗ってあげるところから始めてみましょう。児童虐待の大きな原因の一つに父親側の育児不参加が挙げられているほどです。
また、不幸にして実際に児童虐待にまで状況が進行してしまった場合は、少し子供との間に距離を置かせることが必要とも言われています。いったん、子供に手を出してしまうと、その後は些細な事でも手を出してしまうことになり、ますます状況が悪化するといわれています。そういった場合は冷静さを取り戻すためにも思い切って一人の時間を作らせてあげることが有効といえます。
いかがでしたでしょうか。児童虐待によって何より深く心に傷を負うのはほかならぬお子様です。まずは今日から今まで以上に奥様の話を聞き、育児に積極的に関わるように心がけたいものですね。