定年後に独り身にならないための既婚者テクニック
- 2017/01/23
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自分と妻を置き変えて考える
最近、奥さんを喜ばせるようなセリフを言っていますか。結婚生活が長くなればなるほど、会話が減るかと思います。でも、そのままですと、定年後には奥さんに逃げられてしまうこともあります。結婚生活における満足度は、男性より女性の方が低い傾向にあります。一般的に女性は、不安や不満を溜め込みやすいので、定年という大きな変化を節目に、妻という立場から自由になりたいと考えてしまうのです。
例えば、男性の中にも、トラブル発生時や年度末、ボーナスの支給日後に仕事を辞めたいなと考えたり、親や子供の問題に直面したときに家に帰りたくないなと思ったりするかと思います。でも、それは男性だけではなく、女性も同じです。家庭という枠組みから外に出たくなる気落ちは、男性の仕事を辞めたい、家に帰りたくないという気持ちと同じような感覚です。でも、実際は、すぐに仕事を辞める人は少ないし、寄り道はしても家に帰らない人もほとんどいないでしょう。
男性の場合は、自分でこなした仕事の内容を誰かに認められたり、仕事帰りに飲みに行ったり、収入が増えたりすることで、心のバランスを取ることもできますが、家庭内での生活がメインとなっている女性や、子育てをしている女性は、なかなかバランスを取ることができません。ここで、活躍できるのは、ご主人である貴方だけなのです。
奥さんを喜ばせるセリフ
照れ屋な男性であっても、食後にお茶でも飲みながら「あー、美味しかった」とつぶやけば、それだけで奥さんは喜びます。また、出張後や旅行後に「●●(奥さんの名前等)の料理食べたかったよ」という言葉も女性の自尊心をくすぐります。
ちなみに「●●の料理を食べたかった」という言葉は、出来合いのものが続いたときにも使えます。例えば「今日も手抜きかよ」とか「最近、スーパーの総菜ばかりだね」と言うより、料理を作って欲しいという気持ちを上手く伝えることができます。もちろん、奥さんの体調や忙しさを最優先させたうえで使ってください。
また、年齢を重ねる過程で、女性は加齢や老化という言葉に敏感になります。このような時期には奥さんの好きなようにさせるのが一番ですが、「昔より今の方が落ち着く」などと伝えることで、心の支えになることができます。
言葉のニュアンスの違い
家事や育児に追われている奥さんに対して「手伝おうか」という言葉は禁句です。これではやる気が伝わりません。下手をすれば、奥さんをイライラさせてしまいます。言うのであれば、具体的に「お風呂掃除はやっておくよ」とか、「何を手伝えばいい?」と言った方が、奥さんの気持ちを逆なでしません。
また、資格取得や仕事面において、奥さんの努力が実ったときには「頑張ったね」より「頑張っていたもんね」と、伝えた方が奥さんの心に響きます。頑張っていたところを見てくれていた、知っていてくれた、というのは、嬉しいものだからです。