刑事・CA直伝!どんな状況でも眠る睡眠不足解消法
- 2018/11/07
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生活が不規則で常に疲れが溜まるというのは、よくある話だ。
だがその内訳が、夜中まで飲み歩いていた、夜中までスマホでネットサーフィンをしていた、前日に遊んでいたというのであれば自己責任。
20代~30代なら少々の無茶をしても、心身共々こたえないかもしれないが、40を越すとそうもいかなくなる。
うっかり寝坊した、ボ~っとしていたら、柱に足を強打して青あざが出来た、商談先を間違えそうになったなど、公私共々生活の中で起こるミスは多い。
これらのミスが重なるとオヤジは最悪の場合、クビが飛んでしまう事もあるのだ。
では職業柄、睡眠時間が他の人より不規則なCAや刑事たちは、どの様に睡眠時間や質をコントロールし、仕事の質を向上させているのだろうか。
起きる事を目的とした睡眠を取るCA
CAの場合、夜中の3時からフライトの時もあれば、お昼の14時からという事もある。
大手航空会社では、1~2年国内線勤務の後に国際線勤務となる事もあるので、働き方だけでなく生活習慣もガラリと変わってしまうのだ。
国際線では、12時間のロングフライトにも耐えなければいけない上、1月の半分はフライト先のホテルに滞在する事もあるという。
そんな彼女たちが仮眠するコツはなく一重に『意識の持って行きかた』だという。
特に早番、遅番、国内線、国際線が入れ替わる時は、これが必要になる。
早番から遅番に入れ替わる時は、わざと体を疲れさせる為に、頭を使わない運動をして、くたくたに体を疲れさせ入眠し10~15時間寝だめをし、遅番に入って心身共に入れ替わる。
友人の元CAに聞いた所、大型機には中二階部分に二段ベットがあるレストスペースがあり、そこがCAの仮眠室になっている。
時差があっても仮眠をとるために彼女たちは寝袋にくるまるか毛布を数枚用意して頭から足まで被さり3時間仮眠するという話を聞いた。
彼女たちの話を統合すると、不規則にシフトが入れ替わる上、地上で入眠することが出来るわけでもないので、入眠する時間を逆算し『起きる事を目的とした睡眠』をとる事を心掛けている事が判った。
私たちは、眠る時に寝る事が目的になっているが、起きる事が目的になっているというのは逆転の発想だったのではないだろうか。
では、もう一つ、眠る事が難しい刑事の場合はどうだろうか。
睡眠の種類を変える刑事
刑事は、捜査課の中でも人の命に関わる事件を追うので、重大性、切迫性が高い。
追跡、張り込みなど犯罪事実を確定する為に『眠かったので逃しました』という言い訳は通用しないのだ。
そんな刑事だけでなく警察官にとって睡眠方法は以下の三つになる。
1:自宅のベットで寝る熟睡
2:職場で2~3時間寝る仮眠
3:疲れた時に15分程休む休憩
4~7日間連続張り込みで、犯人確保という事件になると、仮眠と休憩を組み合わせ刑事たちは捜査に挑む。
張り込みになると、捜査に協力してくれる家があるとは限らないので、地面に段ボールを敷いたり、新聞紙を重ねてホームレスの様に寝る事もある。
要するに、どんな状況でも眠れるようにしなければいけない上、事件があればすぐに起きられる様にしなければいけないのが刑事なのだ。
その為に彼らは、この三種類の睡眠を使い分け、集中力を絶やさないようにして、仕事へのメリハリをつけている。
質のいい睡眠を決められた時間で確保する為に彼らが気を付けている事は、その日のうちに出来る仕事を先延ばしにしない事だ。先延ばしにする事で仕事に響くだけでなく、仮眠や休憩にまで響く。
仮眠を取るのはソファーや机の下という人もいるが、中には決められた時間に起きる為に留置場を使う強者もいる。
どちらの職業にも言えるのは、睡眠の質を落とすと命取りになるという事を知っている事だ。
彼、彼女らは、一流になると、睡眠の質を落とす様な遊びはオフの日に挟まない。
もしも貴方が今から将来を見据えて仕事をきちんと続けていきたいのであれば、
一日だけ開いたオフの日に強引な遊びの予定を組み込むことはやめるべきだろう。