ほんとうに効果があった、ゴミ捨て場のカラス対策4つ
- 2017/11/15
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ゴミの日の天敵「カラス」
週に2回ほどある「生ごみの日」ですが、ごみだし日になると頭を悩ませるのが、「ゴミを荒らすカラス」の存在です。よく、生ゴミの袋にたかるカラスを見かけますが、徹底的に管理されたゴミ捨て場であれば、基本的に荒らされることはありません。しかし、すべてのごみ収集所で完全なカラス対策をされている訳ではなく、多くの場合、近所の住宅前やアパートの敷地内に設置された簡単なゴミ置き場であることがほとんどです。カラスにゴミ袋を開けられて、ごみの主が分るような個人情報が道路に散乱し、恥ずかしい思いをしたという人もよくいます。さらに、カラスの厄介な点は、人間が講じる様々な撃退方法に対して、学習するということです。カラスは、非常に賢い動物なので、カラスにとって初めての対策は効果がありますが、すぐに学習し、すぐに効かなくなってしまいます。
ここでは、効果があったカラス対策をいくつか紹介します。
カラスネット
ゴミ置き場コーナーに被せる形で使用する「カラス対策ネット」は、おそらく最もポピュラーなカラス撃退法ではないでしょうか。周辺のカラスの「学習度合い」にもよりますが、基本的に、ゴミ袋全体を覆うようにしてかけないと、効果は期待できません。
ゴミの中身を隠す
カラスがゴミ袋を漁る理由は、エサとなる生ごみがあるからです。つまり、生ごみだと分らない様に、新聞紙などで包んでからごみ袋へ入れるのも一つの方法です。冒頭でも述べた通り、カラスは赤いものに対しては「肉である可能性が高い」という情報を持っています。そのため、肝心の生ごみが見えなければ荒らされる可能性は低いはずです。
生ごみを減らす
これを言ってしまえば身も蓋もありませんが、「生ごみを減らす」という対策はかなり有効です。とにかくカラスはエサとなる生ごみを求めてゴミ捨て場にやってくるため、餌場の根絶はカラス対策になります。
バードレスマット
プラスチック製のトゲがついた「バードレスマット」もカラス対策にはお勧めです。カラスはごみ袋を漁るとき、かならず足を地面に着地させた状態で漁りますが、とげのついたマットがゴミ袋周辺に置かれていては、カラスも落ち着いてゴミを物色できません。猫除けとしても使われることが多く、効果があったという声が非常に多い対策方法です。しかし、これを使用することで住民も若干不便になります。
カラスの捕獲は効果があるのか
また、カラスを捕獲して被害を減らそうと考える人も多いかと思います。しかし、実はカラスを含む野生の鳥獣を捕獲したり殺傷することは、法律で禁止されています。それに加え、カラスというのは行動範囲が非常に広く、近所のカラスを少し捕獲・殺傷しただけでは、数キロ先に巣を構える別のカラスがやってくるだけです。やはり、カラス撃退において最終的に最も効果があるのは、「ゴミだと分からないように新聞紙で包んでからゴミ袋に入れる」「生ごみを減らす」などが有効です。