ウィンドウを見て!カギマークがついていれば安全なサイトだから
- 2018/08/17
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おかしな知らせが出ていたらそれはあなたへの警告
昨年末、レンタルサーバー上にWordPressを導入する形では初めてとなる自分のブログをスタートした。
無料のブログサービスは数多くあれど、そろそろ広告等にも気をつかわないWordPressの大地へ降り立ってもいいかな、と思ったからだ。
初心者には全てのことが学びとなり、刺激的な1か月の準備期間を経ていよいよブログをスタートしたと思ったら、約2週間してある異変に気がついた。
ブックマークからブログに飛ぼうとすると、ウィンドウに赤文字で「このページは保護されていません」みたいなセンテンスが頻繁に出るようになったのだ。
ページに飛ばないことはなかったが、どうも痛くない腹を探られるようで気味が悪い。
そこで再び重い腰を上げて「やっと始めた自分のブログにいま何が起きているのか」調べることにした。
たった1文字のアルファベットを導入するまで
オジサンはMac使いなので、いつもSafariとGoogle検索の組み合わせでネット上を歩いている。
いつ頃からそんなにセキュアに変わったかはっきりしないが、Googleがアナウンスする前(2月頃)に、すでにSafariはアプデされてたんじゃないかと思うくらい、早くから警告はあった。
そのGoogle先生によるとこの現象は「HTTPという規格が保護されていない古い」やり方なので、新しく「HTTPS」という暗号化した方法を使いなさい、さすれば閲覧者にも、そして管理者にも恩恵を与えようじゃないか、という意味らしい。
確かにこのジャマなセンテンスが、せっかくブログを読みに来てくださった全ての読者の目に入るかと思うと、それはちょっと恥ずかしい。
でもこの手のメンテナンス作業はサッパリわからないので、困ってサーバー会社のHPを見たら「アンさん、『S』なんか簡単につけられまっせ〜」という情報があったので、それを丸呑み。
たった1時間で、鍵マークがついた安心安全のサイトに早変わりさせることができた。
ちまたにいまだ残る「S」なしサイトの山
そうしているうちに、先日ニュースサイトで「いよいよGoogleChrome経由でもバンバン古いHTTPを警告するよ〜」という情報を目にした。
でもHTTPって手のつけられない個人的なブログや零細商店サイトあたりで多く残ってるんじゃないかと思ったら、なんと誰もが知っているメガ小売りやネット関連のサイト等もまだHTTPで踏ん張っているらしいのだ。
だって昨年中頃のデータだと、ウェブ上の情報やりとりの約4割がいまだ暗号化されていないままのダダ流れ状態だっちゅーし、小売りサイトといえばすぐ思い浮かぶのが「カード・個人情報」だよね。
いちおうお断りしておくと、そういう「カード情報」のような類いは別に保護するシステムもあるので、店側から不安がないと言われればそうなのかもしれない。
けれど、やっぱり気持ちの問題じゃない?気持ちの。
取り組み自体が企業の心を現すというかさ。
で、現にGoogle先生も「HTTPSにしてくれたら(みんなが揃うまでは)検索の上位に上がりやすくなるよ」と言ってるんだし。
蓄積データが膨大な企業版はさておき、個人的なブログは早めに手を打った方が、断然印象はいいよね。(自分が済ませたからって偉そうに〜)
エロサイトでさえ、やることはやっている
末端のそのまた末端まで含めれば、現在HTTPS移行が完了しているサイトは、感覚的によくて5割くらいなんじゃないかと思う。
とくにスマホはPCよりワンクリックで簡単にサイト訪問しがち。小さなネットショップも多いし、そういう1円でも安く買える店をじーっと探したりするでしょ?
そういうときにちょっとウィンドウの左端に「カギ」マークがあるかどうか、ちらっとHTTPSって書いてあるかどうか、見ておくだけでも後々思わぬところで自己防衛になると思うんだけどなあ。
「S」全普及はまだ先のことになりそうなので、ね。