拍手だけじゃない!お寺と神社で異なる参拝作法まとめ

  • 2019/02/05
  • ビジネス
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「どうだったっけ?」とキョロキョロするのはカッコ悪い!

「どうだったっけ?」とキョロキョロするのはカッコ悪い!
お寺も神社も、歴史的価値のあるパワースポットとして人気がありますが、参拝の作法に自信がある人はどれほどいるでしょうか。

いい歳をした大人にもなれば、お寺と神社が全く別のものであるとは理解していても、
「参拝作法の違いがよくわかっていない」
「違いといえば、拍手の有無くらいしか知らない」
という人も少なくないのでは。

なかには「参拝なんて、テキトーでOK」と、深く意識したことがない人もいるかもしれませんが、お子さんのお手本になりたいパパや、デートで参拝する機会がある人は、正しい作法を知っておいて損はないはずです!

 

山門や鳥居をくぐるとき

【お寺】まずは一礼!
山門をくぐる前に、一礼をするのが望ましいとされています。
左右の山門に仁王像がある場合は、どちらにも手を合わせておくといいです。

【神社】同じく一礼!
鳥居をくぐる前に、一礼をします。
ここまではお寺とさほど変わりませんが、この後が重要です!

 

参道の歩き方

【お寺】どこを通ってもOK
一般的に、お寺の参道は「どこを歩いてもいい」とされています。

【神社】真ん中はダメ
参道の真ん中は「神様が通る道」とされているため、本殿までは中央を避けて歩きましょう。
右側でも左側でも構いませんが、初詣などで混雑している場合はルートが決まっていることもあります。

 

手水舎の作法は同じ

お寺も神社も同様に、手水舎(てみずや・ちょうずや)で心身を清めます。
ひしゃくを持って水を汲み、ひしゃくを持っていない手にかけて洗い清めます。
神社は「左手が尊い」とされているため、左手から清めるのが一般的です。
両手を清めたら、左手の手のひらに水を注いで口に含み、もう一度左手を清めます。
ひしゃくに直接口をつけてはいけません。

最後は、ひしゃくを立てて柄を洗い流し、元の場所に伏せて戻します。
何度も水を汲まず、1杯の水で一連の動作を行うのがポイントです。

よーし、ここまで来たら後は手を合わせるだけ!
…と思いきや、まだまだ知っておきたい作法がいくつかあります。
面倒臭がらず、最後まで丁寧にやり遂げてみてください。

 

常香炉・鰐口を探してみよう!

お寺によっては「常香炉(じょうこうろ)」が置かれています。
仏様にお香を供えると同時に、その煙を浴びて心身を清めましょう!

そして、これもお寺によってあったりなかったりするのですが、「鰐口(わにぐち)」という鈴があれば鳴らして、仏様に挨拶をします。
参拝後に鈴を鳴らすのは「戻り鐘」といって縁起が悪いとされているため、注意してください。

 

いざ、祈願!【山門を出るまでの流れ】

お賽銭は力いっぱい投げるのではなく、静かに入れるのがマナーです。
手を合わせる際も、拍手をなどして音は立てないこと。
死者の魂を呼び覚ますような行動は控えてください。

祈願が終わったらお辞儀をし、山門を出た際も本堂に向かって一礼します。

 

いざ、参拝!【鳥居を出るまでの流れ】

神前にたどり着いてからも真ん中には立たず、まずは小さく一礼します。
お賽銭を入れる際には、豪快に投げるよりも、そっと納めるのがベターです。

鈴はお賽銭の前でも後でもOK。
鈴を鳴らす行為には「邪気を払うため」「神様を呼ぶ」など、いろんな意味があります。

そして、いよいよ参拝!
参拝は、2回深く頭を下げて、2回拍手をする「二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼とも言う)」が一般的ですが、神社によっては「四拍手」「八拍手」というところもあります。
拝殿から離れる際にも、少し下がってから一礼すると、より丁寧です。

帰り道も真ん中を避けて歩き、鳥居を出たら一礼しましょう。

 

基本を押さえておけば安心

お寺や神社によっては例外もありますが、基本の作法を押さえておけば臨機応変に対応できます。
両方に共通するマナーとして「敷居を踏まない」のも、お忘れなく!

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