40代に役立つ筋トレ雑学詰め合わせ!これは覚えておこう!
- 2018/02/11
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骨折予防は超重要!そのための方法は?
加齢とともに我々の肉体は少しずつ衰えを見せ始めます。筋肉の場合はタンパク質多めの食生活を心掛け、筋トレを実施することでかなり老化を食い止めることは可能です。
しかし、問題となるのは「骨」です。骨が少しずつ脆くなり、ちょっとした弾みで骨折するようになってしまうとすぐに寝たきりになってしまうのです。
つまり、骨をいかに強く、丈夫に保つかは健康寿命を伸ばす上で極めて重要な意味があるというわけです。
さて、この度ノースカロライナ大学の医学部で実施された研究によると、運動には骨の中にある骨髄の脂肪を燃焼させる働きがあることがわかりました。
この骨髄の脂肪の燃焼は発見当初は「体に悪いこと」と考えられていたのですが、ラットを使った実験では骨髄の脂肪を積極的に燃焼させた骨は、そうでない骨よりも太く、折れにくく変化することが明らかとなったのです。
というわけで定期的なトレーニングは筋肉だけでなく、骨にも良いというわけですね。そして有酸素運動よりも全身の筋肉をくまなく鍛えることのできる筋トレがやっぱり一番オススメです。
老いを防げ!テロメアを守れ!
テロメアという単語をご存知でしょうか。テロメアとは細胞の核の中にある染色体の末端部分を指す言葉です。このテロメアは細胞が分裂を繰り返すごとに少しずつ短くなることが分かっており、最終的にテロメアが無くなってしまうとその細胞はそれ以上分裂することができず、人間は死んでしまうのです。
つまり、テロメアの長さをいかにしてキープするか、或いは伸ばしていくかが若さを保つ上でとても大切な意味を持つのです。
これまでテロメアを伸ばしたり減少を遅くする方法は無いとされていたのですが、最新の研究では強度の高いトレーニングを定期的に行っている人はテロメアの長さがあまり短くならない事が明らかとなりました。
テロメアを守るにはハードな筋トレが必要となりますが、若さを保つためには是非チャレンジしたいところですね。
「もったいない」の精神が筋肉を育てる?
重いバーベルやダンベルを持ち上げた後、ストンと重力に従ってウエイトを下ろしてしまうトレーニーをよく見かけます。
必死の形相で持ち上げたウエイトを力を抜いて下ろしてしまう動作は実は筋トレの効果や意味という面ではとてももったいない行為なのです。
筋肉は筋繊維単位で見ると実は「下ろす動作」の時に強い刺激が加わるのです。これをエキセントリックな動きと呼び、筋肉を肥大させるための重要な鍵となります。
筋肉は力を入れながら伸展させようとすると、全ての筋繊維に弱い力が加わるわけではなく、極めて強い負荷を一部の筋繊維にだけ掛けてこれを実現しようとします。そしてこれを何度も繰り返すことで、たくさんの筋繊維に、それぞれ強い刺激を与えられるというわけなのです。
せっかく必死になって持ち上げた重いウエイトです。ストンと下ろしてしまうのはとてももったいない行為といえるのです。
ちょっとした運動習慣でも健康効果アリ
例えばちょっとしたウォーキングでも脳の健康に寄与することが出来ます。これはニューメキシコ・ハイランズ大学で行われた実験結果によるものですが、人間は「歩く」という行為によって脳への血流を活性化させることが出来るとのこと。若いうちから歩行数は気にして生活した方が良さそうですね。
また、一日10分の階段の昇り降りをするだけでエネルギー消費効率を高めることができるというジョージア大学の実験結果も公表されました。その効果はおよそコーヒーを半カップ飲んだくらいのものということです。
やはり少し体を動かすだけで、代謝が高まり脳機能も活性化するというわけですね。
我々はオヤジと言えどもまだまだ現役。今のうちから運動や筋トレ習慣を見に付けておくことで将来的に他人と比べて圧倒的なフィジカル的優位性を得られるはずです。