筋トレ後必須!エクストリームストレッチングで疲労知らずに
- 2017/10/01
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オヤジでも筋肉は発達する!だが問題が…
オヤジトレーニーと若者トレーニーの最も大きな差といえば「回復力」の違いです。人間の体は意外と頑丈にできていて、しっかりとトレーニングや栄養管理を行っていれば50歳を過ぎても筋肉は発達します。男性ホルモンの低下というハンディはあるものの、これもサプリメントである程度は補うことができるのです。
また、長年の人生経験により体作りに掛けられるお金や、時間にも余裕がある場合が多く決してオヤジの方が筋肉を発達させるのは不利であるとは言い切れないのです。
しかし、冒頭で述べた通り「回復力」だけは違います。筋肉痛が解消されるまでの時間が長引いたり軽い怪我が何日も治らなくなってしまうと次のトレーニングのパフォーマンスに悪影響を与えてしまいます。その結果として、筋トレの密度が低下してしまい筋肉の発達も遅くなってしまうのです。
若さを保つエクストリームストレッチング
そこで回復力を向上させるための大きな武器となるのが「エクストリームストレッチング」です。皆さんはトレーニング後にちゃんとストレッチを行っていますか?トレーニング「前」には軽く準備運動をしているという人も多いのですが、意外とトレーニング後はそのままシャワーを浴びたりプロテインを飲んで終わり、という人が多いようです。
エクストリームストレッチングには回復力向上以外にも、筋肉の可動範囲を広げたり筋肉が発達するための「すき間」を新たに作る効果もあります。ですから、初心者から上級者、ベテランまで幅広い層にとても有効だと言えるのです。
エクストリームストレッチングの基本
ストレッチにはダイナミック(動的)ストレッチと、スタティック(静的)ストレッチの二種類があります。ダイナミックストレッチとはその名の通り動きを伴うストレッチで、「筋肉と関節を動ける状態にする」事を目的として実施されます。
それに対してスタティックストレッチは筋肉と関節をグーッと伸ばした状態をキープし動きは伴いません。エクストリームストレッチングはこのスタティックストレッチに分類されるテクニックで、より強く、ある意味強烈に筋肉を引き伸ばします。
エクストリームストレッチングの基本は以下の四点です。
・必ず筋トレ後に実施する
・疲労回復及び柔軟性の向上だけでなく、筋肉の発達領域自体を拡大する
・その日トレーニングした部位についてのみ実施すればよい
・対象となる筋肉をやや痛みを感じるくらいまで最大限に伸ばし、90秒程静止する
ストレッチというと、心地よいもの、というイメージがあるかもしれませんがエクストリームストレッチングの場合はちょっと趣が異なりますね。
筋膜リリースとの相乗効果も
エクストリームストレッチング後に筋膜リリースを行うことによって更なるコンディションニングアップ効果も期待できます。これまでも何度か筋膜リリースについて解説してきましたが、エクストリームストレッチングが筋肉そのものに対して働きかけるのに対し、筋膜リリースは文字通り「筋膜」、つまり筋肉を覆っている膜に対してリラックス効果を与えます。
この二つを組み合わせることで貴方の筋トレパフォーマンスは確実に向上することでしょう。