論理的に考えれば筋肉は発達する!
- 2017/06/13
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根性論・精神論は必要無し!
筋トレに限らず、日本人は何か物事を極めようとする場合すぐに根性論や精神論を持ち出す傾向があります。若い世代ではだいぶ変化が起こっているようですが、年季の入った指導者はスポーツの場面などで特に理不尽で非科学的なトレーニング内容を指示し、それを「まずは心を鍛えるため」などというわけのわからない理屈で推し進めるのです。
しかし、実際に筋トレにおいて筋力強化・筋肥大を目指す場合には根性論や精神論は全く必要ありません。もちろん「努力」は大切ですがその内容はあくまでも論理的に認められるものでなくてはならないのです。つまり「必要なトレーニングを行うための精神力」が大切なのであって、先ず精神力ありき、なトレーニング内容は大間違いであり時間の無駄なんですね。
無理やり科学的知識を詰め込む必要はない
筋トレのテクニックやサプリメントに関する科学的な実験結果は毎日毎日、新しい情報が泉のように湧いてきます。中には医学や生理化学についてとても深い知識が無ければ理解できないような情報もたくさん含まれています。では、筋トレの効率を最大化するためのベストな方法を追求するためには必ずしもこういった最先端情報を理解し続けなければならないのでしょうか。
筆者の個人的な見解としては答えは「NO」です。スポーツ科学や栄養学の分野は「昨日まで右と言っていたことが今日は左」の世界です。過去に正しいとされていた細かなテクニックや方法論は、現在ではほとんどが否定されていると言っても過言ではありません。
現在ではインターネットによって個人でも最先端情報に触れることができますし、それを利用したサプリメント及び大げさな広告を目にすることもしょっちゅうです。しかし、筋トレの世界では「最先端」とか「最新」というのは必ずしも良い意味ではなく、長い期間世界中のトレーニーにとって実践・実証されてきた情報ではない、というむしろ悪い意味とも言えるのです。
上述した通り、筋トレにおいて精神論や根性論を持ち出すのは無意味です。しかし、その一方で最新情報に振り回されるのも良くないのです。
成功者から盗むことが大切!
精神論もダメ。最新情報を追いまくるのもダメ。では一体どのようなアプローチで筋トレテクニックを磨けば良いのでしょうか。どんな情報に頼るべきなのでしょうか。
一つは「論理的に考えること」です。つまり、原理原則に理屈として適合するか、ですね。例えば筋肉はタンパク質で出来ていますからタンパク質摂取量はかなり多い量を毎日確保しなければいけません。それに、筋肉増強というのは「環境への順応反応」ですから、非日常的な刺激を筋肉に与えることによって発達するわけです。このような基本的で論理的な理屈と乖離しないようにいかに刺激に変化を与えるかが筋トレでは特に重要となるわけです。
参考にすべきは「筋肉増強に成功した先輩たちの実践例」です。例えばアーノルド・シュワルツェネッガーは30年以上も前に現在でもバリバリに通用するような体を作り上げていました。あのような体は必ずしも現在の最新の科学的な理論を用いたからといって簡単に作れるものではありません。
覚えておいて欲しいのは「科学は後付である」という点です。科学は「ゼロ」を起点に進歩するのではなく、特に長年に渡って有用とされる情報については一流ボディビルダーが現在実践している様々なテクニックを後から検証・実証・理屈付けすることで成り立っているのです。
現在は動画でトップビルダーやフィジーカーのトレーニング内容や食事内容を無料で見ることができます。全てを真似する必要はありません。気になるポイントだけを参考に、パクれるだけパクってしまえばいいのです。
精神論でも最新科学でもなく、成功者から学ぶ。そして論理的に考える。これが筋トレテクニックを向上させ、正しいサプリメントの知識を手に入れる一番の近道なのです。