40代に急増中の逆流性食道炎を防ぐ自然派食材とは
- 2018/04/13
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本当は怖い逆流性食道炎
若い頃はなんともなかったのに最近胸焼けが酷い。そんな人は意外と多いのではないでしょうか。ゲップが頻繁に出たり食道に不快感がある。それらの症状は逆流性食道炎が原因なのかもしれません。
逆流性食道炎とは胃酸が逆流することによって起こるれっきとした病気です。胃酸というのはご存知の通り非常に強い酸性の液体。通常は胃の上部にある食道括約筋によってせき止められているのですが、何らかの原因でこの括約筋が緩み、胃から食道へと胃酸が流れ込んでしまうことによって起こります。
逆流性食道炎になってしまうと食道の粘膜がただれ、強い不快感が生じます。これによって食欲不振や鬱病、不眠症を患う人もいます。また、食道がんの原因にもなってしまうのです。
逆流性食道炎は加齢と共に増加傾向にあります。既に症状がある人もない人も、オヤジ世代は絶対に気をつけておくべき病気と言えます。
この逆流性食道炎を防ぐために、効果的で簡単な対処方法をスパッと解説していきましょう。
クスリに頼らず逆流性食道炎は治る?
逆流性食道炎の症状がハッキリと現れ、生活に支障のあるレベルになっている場合は急いで医療機関を受診する必要があります。
ただ、まだ自覚症状がほとんど無いレベルであれば自分で症状を改善したり予防することは十分に可能です。
まずは以下に示す食材や手作りジュースを試してみましょう。
逆流性食道炎に効く3つの食材
逆流性食道炎には以下の3つの食材が効果的です。まず一つ目は「ショウガ」。ショウガには胃酸による症状を和らげる効果があり、胸焼けを緩和する働きがあります。ショウガを最も手軽に摂取する方法はジンジャーティー。生のショウガをスライスして自作しても良いですし、もちろん市販のジンジャーティーをそのまま飲んでもOKです。
二つ目は「マスタード」です。マスタードはウィンナーやホットドックを食べる際に使う事が多い食品ですが、実はとてもアルカリ性の強い物質なのです。
胃酸は強酸性ですから、ここにマスタードをぶつけることで胃酸を中佐することが可能となります。マスタードを一日数回ちょこっと舐めるだけでも効果がありますから実に手軽と言えますね。
三つ目は「アーモンド」です。このアーモンドもアルカリ性の食材ですし、一部には胃酸の逆流そのものを抑える効果があるという意見も存在します。アーモンドはそもそも健康に良い食べ物ですから、毎日数十グラムをおやつ代わりに食べる事が推奨されます。
ジュースで逆流性食道炎を予防する方法
美味しいドリンクを飲むことによって逆流性食道炎の症状を緩和することも可能です。
まずオススメしたいのは「アロエベラジュース」です。アロエは強い抗炎症作用で有名ですね。最近では市販されているものの中にはアロエの下剤効果が削除されている物がありますからお腹の緩い人はそういったタイプのジュースをチョイスしましょう。やけどを治療するように、アロエ成分が効果を傷んだ食道に効果を示してくれます。
次は「カモミールティー」です。カモミールには鎮静作用があり、これが逆流性食道炎の根本原因の一つであるストレス過多を治してくれるかもしれません。カモミールティーにハチミツやレモンを加え寝る前に一杯飲んでみましょう。穏やかな眠りにつくことができれば成功です。
チューインガムにも効果が?
最後に逆流性食道炎予防のための意外な方法をご紹介しましょう。それが「チューイングガムを噛む」です。
砂糖の入っていない、いわゆる健康的なガムを噛むことで胃酸の逆流を防ぐことができるのです。
これはガムを噛むことによってたくさんの唾液が分泌されるためで、唾液が胃酸を薄めたり洗い流してくれるのです。
酷い逆流性食道炎を治すことはさすがに難しいのですが、初期症状であればある程度緩和することが可能な場合もあるのです。