プロテインで筋肉マンになれるのか?
- 2017/02/19
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ボディビルダーも愛用するプロテイン
オヤジたるもの、カッコいい外見に憧れるのは当然のことと言えます。しかし、精悍な顔つきと逞しい肉体は簡単に手に入るものではありません。それはわかっていても、なんとか楽して結果を出せないかと考えてしまうのが人間と言うものでしょう。
そこで、プロテインを飲めば筋肉質の体を手に入れられるのではないかとの気持ちが芽生えます。なにしろ、ボディビルダーも愛用している筋肉製造アイテムがプロテインなのです。程度の差はあるものの、きっと筋肉を増やせるに違いないと思うのも無理はありません。しかし、そのような思惑がうまく行くほど人生は甘くないのです。
ここで、プロテインの正体について確認しておく必要があります。プロテインを、筋肉を付ける為のサプリメントだと考えているようでは望む結果は得られないでしょう。この理解は一面では正しいですが、決定的な部分を忘れているのです。それは、プロテインはスポーツによる筋肉増強の手助けをするサプリメントだということです。
元々、プロテインとは英語でタンパク質のことです。タンパク質が筋肉の素になることはオヤジでも知っていますね。しかし、豆腐や牛乳、肉などのタンパク質を多く含んだ食材を大量に飲み食いしたところで、筋肉マンになれなかった実績ならたくさんあるはずです。それどころか、立派なお腹のメタボマンになっているオヤジもいるでしょう。
筋肉マンはスポーツマン
タンパク質が筋肉を増やしてくれるのは、その前提として筋肉を動かすスポーツをしているからです。スポーツをすれば、筋肉が鍛えられます。その過程で、タンパク質が必要とされます。つまり、スポーツを抜きにしたプロテインの利用では、なんの意味もないのです。ボディビルダーもきつい運動で身体を鍛えています。スポーツと言っても、他人と競う競技である必要はありません。
現代風に言えば、エクササイズでもなんでも、とにかく肉体に負荷をかけることです。それをやってプロテインを飲めば、筋肉マンへの距離が少し縮まるかも知れません。あくまでも可能性の問題だからです。では、スポーツをやってプロテインを飲んでも筋肉マンになれないケースを考えます。
・暴飲暴食
スポーツをしてプロテインを飲むだけでなく、好きなものや甘いものを飲み食いしていたのでは、筋肉主体のボディになるわけがありません。
・間違った食事制限
これは、ダイエットにも言えることですが、スポーツとプロテインの効果を高めようと、他のものを排除してしまうことがあります。栄養バランスが崩れると、健康に害があるだけで、筋肉マンにはなれません。
・プロテインの飲みすぎ
タンパク質が筋肉づくりに役立つからといって、飲めば良いというものではないのです。プロテインには、タンパク質以外のものも入っていますから、成分次第では飲みすぎによって身体を壊す危険があります。また、タンパク質自体も、余りすぎれば脂肪になって筋肉マンから遠ざかる可能性を持ちます。
筋肉質のオヤジがカッコいいのは、見た目だけではなく、それを維持するためにスポーツをする姿や、健康的な生活習慣に魅力があるからです。彼女と一緒に自分を磨きましょう。