プロ野球大幅減俸からの復活3選
- 2019/01/27
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大幅減俸からの大復活!
プロ野球には年俸の減額制限が設けられています。
しかし、それが破られることも珍しくはありません。
また自由契約となり、他球団で大幅減俸から心機一転リスタートを切る選手も多くいます。
50%、60%、場合によっては前年より90%以上の年俸で新しいシーズンに臨む選手も・・・。
ここではそんな状況から、見事に復活した選手をご紹介したいと思います。
松坂大輔(4億円→1500万円→8000万円)
2014年オフにメジャーから日本に復帰し、福岡ソフトバンクホークスに入団をした平成の怪物こと松坂大輔選手。
当時は大きく騒がれましたが、しかし故障もあってソフトバンク在籍中はまともに投げることすら出来ませんでした。
そんなこともあって3年契約が切れる2017年に退団。
入団テストを経て、中日ドラゴンズに移籍をすることになります。
ソフトバンクでは、3年12億の大型契約を結んでいた松坂選手。
しかし当然その年俸は激減することになり、一軍の最低保証年俸である1500万で契約。
それでもまともに投げられるかどうかすらわからないこともあって、獲得には反対の声も少なからず存在していました。
しかし4月に中日での初勝利を挙げると、それを皮切りにシーズンで6勝をマーク。
オールスターにも出場し、またそのスター性から集客にも大きく貢献をしました。
もちろん全盛期ほどの成績ではありませんが、ソフトバンク時代とは比べ物にならないシーズンになりました。
オフには成績以外の貢献も評価され、6500万円増の8000万円+出来高で再契約。
2019年開幕投手候補の1人にも挙げられています。
中村紀洋(2億円→400万円→5000万円)
ミスタ―フルスイングと呼ばれ、その豪快な打撃でファンを沸かせた中村紀洋選手。
そんな中村選手は2005年オフにメジャーから日本球界し、オリックス・バファローズに入団。
しかし成績が奮わず、契約で揉めた末に退団をします。
そんな中村選手の獲得に動いたのは、当時落合監督が率いていた中日ドラゴンズ。
テスト生からの育成枠での契約となり、その年俸は400万円と会社員の平均年収よりも低い金額でした。
しかし中村選手はそんな状況からオープン戦で結果を残し続け、開幕を前に支配下に昇格。
昇格に伴い、年俸も600万円にアップします。
さらに中村選手は開幕後も20本塁打を打つなど大活躍し、チームの優勝に貢献。
日本シリーズでも4割を超える打率を残し、日本シリーズMVPを獲得します。
年俸も5000万円と大幅アップ。
ただ中村選手はこの後も、波乱万丈の野球人生を送ることになります。
何とも個性的で破天荒な選手でした。
新井貴浩(2億円→2000万円→6000万円)
2007年オフに、広島から阪神にFA移籍をした新井選手。
阪神でも活躍をしましたが、成績の低下や控えとしての起用が増えることを背景に2014年オフに自ら自由契約になることを志願します。
そんな新井の獲得に手を挙げたのが、古巣でもある広島カープ。
前年より90%減となる2000万年で契約し、復帰を果たすことになります。
その復帰初年度となる2015年に新井選手は4番打つなどレギュラーとして活躍し、打率.275をマーク。
オフには3倍増となる6000万円で契約をすることになります。
そして翌年はさらに成績を伸ばし、チームの優勝に貢献。
MVPを獲得し、年俸も再び1億円を超えることになります。
選手も衰えは免れることが出来ず
活躍すれば年俸が上がり、不振なら減俸となるプロ野球。
どんな選手も衰えは免れることが出来ず、実績のある高年俸の選手ほど大減俸も受けやすくなります。
逆境の身に置かれた時、それを跳ね返すことが出来るかどうか。
少なくとも上記の3選手には、その強さがあったということなのでしょう。
2018年オフにも、何人かの選手が前年よりも大幅ダウンした金額で契約を結んでいます。
2月1日から春季キャンプが始まるプロ野球。
若手の飛躍はもちろん、彼らの再起に期待している人も多いのではないでしょうか。