まだまだ知名度の低いサッカーチームの名前の由来

  • 2018/10/05
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意外にちゃんとしているサッカーのチーム名

意外にちゃんとしているサッカーのチーム名
J1チームやその参入をうかがおうかとするJ2チームの名前は関係ない人でも割と知られています。
しかし、サッカーチームは他にもたくさんあります。
J2の下部リーグには半分、社会人で構成されているJ3チームもあり、その下部リーグにはJFL(日本フットボールリーグ)のチームもあるのです。
そこにどんなチームがあるのか、覗いてみれば何とも良くわからないチーム名も存在しています。
全く初期のJリーグチームのように実はちゃんとした由来を持っているのです。
一見、訳の分からないチーム名にうんざりしてしまうこともありますが、そこにチームを作った人たちの思い入れを感じることもできたりします。

 

J3チームから

J3チームから
・グルージャ盛岡
一般公募の中から選んだものです。
グルージャは、スペイン語で「鶴」を意味します。
鶴は盛岡藩主南部家の家紋に使われていました。
そして盛岡名物の「じゃじゃ麺」や盛岡地方の方言で語尾によく使われる「じゃ」と地域の特徴を表せる言葉なのです。

・ブラウブリッツ秋田
一般公募の中から選んだものです。
ブラウブリッツは、ドイツ語で「青い稲妻」を意味します。
前身だったTDKサッカー部のエンブレムに稲妻をデザインしたものが使われていましたが、そのまま引き継いでいることを意識したようです。

・AC長野パルセイロ
ACは、アスレチッククラブの略です。。
パルセイロは、ポルトガル語で「パートナー」を意味します。
地域と一体になってスポーツを発展させようとする理念を表したものです。

・カターレ富山
富山地方の方言では、「勝て」を「勝たれ」と言います。
イタリア語の「カンターレ」は、語れ、歌えなどの意味もあります。
フランス語で「アレ」には、行くと言う意味もあり、みんなで肩を組んで共に行こうと言う意味もあります。

・MYFC藤枝
MYは、略語ではなくそのまま「自分」のことです。
日本初のネットオーナーシステムを採用していることから、オーナー投票で決まりました。

・ガイナーレ鳥取
鳥取地方の方言で「がいな」は大きいを意味します。
小さな鳥取県からも大きな世界に向かっていけるようなチームになって欲しいとの願いが込められています。

・鹿児島ユナイテッドFC
チームは九州サッカーリーグのヴォルカ鹿児島とFC KAGOSHIMAが統合して発足しました。
また薩摩半島、大隅半島、そして数ある離島の人々、さらには遠く県外で活躍している鹿児島ゆかりの人々をも含んだ団結も意識しています。

 

JFLチームから

JFLチームから
・ヴァンラーレ八戸
チーム発祥の地が八戸市南郷区にあります。
イタリア語で南の郷を意味する「アウストラーレ」と起源を意味する「デリヴァンテ」を掛け合わせたものです。

・栃木ウーヴァFC
ウーヴァは、ポルトガル語で「ブドウ」を意味します。
ホームである栃木市の特産品なのです。

・アスルクラロ沼津
スペイン語で明るいを意味する「クラロ」と青を意味する「アスル」を繋いでチームカラーにしている「明るい青」を意味します。

・MIOびわこ滋賀
MIOは、近江(OMI)を逆に読んだもので、イタリア語で「みんなの」「愛すべき」などを意味します。

・ラインメール青森
ドイツ語で清らかなを意味する「ライン」と海を意味する「メール」を繋いだものです。
清らかな海から青い森も連想できるものです。

・ヴィアティン三重
ヴィアティンは、オランダ語で「14」を意味します。
クラブを設立する際に視察したオランダのスポーツクラブを理想としていますが、そのオランダ代表の英雄ヨハン・クライフの背番号です。

・コバルトーレ女川
女川の群青の海のコバルトブルーに、スペイン語で森を意味する「フォーレ」を掛け合わせたものです。

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