プロサッカーチームのネーミングの由来を分類してみた

  • 2018/09/17
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プロサッカーチームの名前の付け方

プロサッカーチームの名前の付け方
誰もがJリーグが誕生した頃、最も驚いたことに各チームの名前があったでしょう。
それでも、ほとんど意味のわからないネーミングがもてはやされていたのです。
当時、誰でもわかりそうなネーミングは、浦和レッドダイヤモンズと横浜マリノスくらいなものだったでしょう。
鹿島アントラーズ、横浜フリューゲルス、名古屋グランパスエイト、ヴェルディ川崎くらいならまだ辞書で意味を調べてみればわかりそうです。
しかし、ジェフユナイテッド市原、清水エスパルス、サンフレッチェ広島などは直接、聞かなければわからなかったはずです。
ガンバ大阪に至っては、大阪人が笑いを取っていると思っていた人がいてもおかしくありません。
その後もJリーグのチームは増え続け、新たに斬新なチーム名も誕生し、今では随分と慣れ親しめるようにはなっています。

 

チーム名のネーミングパターンを探る

チーム名のネーミングパターンを探る
・スポンサーを印象付けるパターン
(浦和レッドダイヤモンズ)スポンサーである三菱重工の会社マークになっているダイヤモンドと企業カラーであるレッドの掛け合わせです。
(ジェフユナイテッド市原)JR東日本と古河工業の頭文字を繋いでJEFとなって、両者が結合したと言う意味をそのまま出しています。
スポンサーとしては広告になりますので付けたいところですが、実際には例外的な事例でしかありません。

・コンセプトを表すパターン
(清水エスパルス)清水のSに心臓の鼓動を表すパルスを加えて響きの良いチーム名になっています。
(サンフレッチェ広島)地元を代表する武将毛利元就に伝わる三本の矢になぞらえたものです。
サンは数字の3でフレッチェはイタリア語で矢を意味しますので、和訳すればそのまま三本の矢になっていて、選手が協力し合って力を発揮するチームであろうともしています。
(ガンバ大阪)イタリア語で脚を意味していて日本語の頑張るの意味も掛けています。
(アビスパ福岡)スズメバチの俊敏で統率力ある集団の攻撃をイメージして、スペイン語でスズメバチを意味するアビスパと名付けられています。
(大分トリニータ)かつて県民・行政・企業の三位一体で育てるチームとしてトリニティとしていたのが、商標登録されていたので大分のいたを繋いでトリニータとしたものです。

・チーム名が無いパターン
実にいろいろ考えを駆使してあらゆる外国語を調べたりもしているようですが、一方、FC東京のように全く名前を付けないチームもあります。
この考えは興味深いもので、世界の有名チームでも良く見受けられ、例えばFCバルセロナ、ACミランなど世界ではむしろ標準なのです。
将来はこれらのチームと肩を並べるチームに、との思いも込められていたりするのです。

 

郷土色を取り入れる傾向が高い

郷土色を取り入れる傾向が高い
今なお増え続ける地方のチームは、地元の特徴をアピールするパターンが主流となっています。
(コンサドーレ札幌)北海道民を意味する道産子を後ろから読んで、これにラテン語で声援を意味するオーレを繋いだものです。
(湘南ベルマーレ)ラテン語で美しいを意味するベラムに海を意味するマーレを繋いで湘南の海をイメージしています。
(アルビレックス新潟)日本一の白鳥の飛来地であることから、白鳥座を意味するアルビレオにラテン語で王を意味するレックスを繋いでいます。
(ヴァンフォーレ甲府)武田信玄の風林火山の風はフランス語でヴァン、林がフォーレなのです。
(ロアッソ熊本)以前はイタリア語でチームカラーの火の国熊本の赤を意味するロッソ熊本でしたが、これにイタリア語でエースを意味するアッソを加えたものです。
(カマタマーレ讃岐)一見ふざけたようなネーミングですが、地元を代表する讃岐うどんの釜玉うどんをプッシュしたものです。
(ギラヴァンツ北九州)イタリア語で北九州市の花であるひまわりを意味するジラソーレに前進を意味するアヴァンツァーレを繋いだものです。
(JFLのヴェルスパ大分)東京ヴェルディとアビスパ福岡の真似ではないかとしか思われませんがそうではありません。
チームカラーの赤がポルトガル語でヴェルメリオ、温泉のスパを繋いで作ったオリジナル名なのです。
(九州リーグのテゲバジャーロ宮崎)宮崎弁ですごいを意味するテゲ、スペイン語で牛を意味するバキャ、さらに鳥を意味するパジャーロを繋いだものです。

 

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