キャディさん無し派のゴルフマナー
- 2018/05/21
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キャディさんを見直してみる
最近では、ゴルフコースを周るのにキャディを付けずに経費を浮かせるタイプの人が増えているようです。
初めてのコースや接待などではキャディさんを付けても、それ以外のプライベートに楽しむ際はなるべく安く済ませたいのも納得できます。
キャディさんは確かにいろいろと役に立ってはくれますが、数千円は余計にかかります。
十分とは言えなくても自分でできないことばかりでもありませんし、コスパを考えればおすすめとも言えます。
慣れてくれば、ますますセルフサービスでのコース周りも定着する方向へと向かうでしょう。
しかし、誤った慣れ方をしている人がいないとも限りません。
キャディさんがいないばかりに、おかしなゴルフマナーを身に着けてしまっても気付けなかったりすることだってありそうです。
経費を浮かすのも大切ですが、キャディさんの果たしている役割が無くなる分は、自分でフォローすることを覚えておきましょう。
意識しておくべきこと
キャディさんがしてくれる仕事は以下のようなものがありますので、これらを自分で行うことになります。
・クラブの出し入れ
これをしてもらうだけで、トッププロにでもなったかのような気分が味わえると言う人もいるでしょう。
・ボール探し
打ったボールの行先をしっかり目で追っておかなくてはいけません。
特にまだまだあらぬ方向に飛んで行くようであればなおさらです。
ボール探しに時間を取られまくっては、一緒に周る人にも後ろのプレーヤーにも迷惑がかかります。
・芝やバンカーの修復
バンカーではレーキで元通りにするのはもちろんです。
最も問題になるのは、打った後、芝が削れたりした場合です。
この時、素人が埋め戻したりするよりも、芝のメンテナンスをするプロがいるだろうから任せておいた方が良いなどと思ったりもするかもしれません。
あるいは次のショットにばかり気を取られ、そんな考えさえ思いが及ばない人だっているかもしれません。
芝にとってのダメージは時間が勝負となります。
その場ですぐに周辺の土や芝で見かけ上でも元のように埋め戻せば、芝の回復も早いものとなるのです。
芝はそこに土さえあれば数日で広がり始め、天候が良ければ1カ月もすれば元通りの芝が根付いてもくれるらしいのです。
それを放置してしまえば、たとえ数日後に芝が生えてくれてもそこだけ凹んでしまうことになります。
いったん凸凹になった芝を元のフラットな状態に修復するのは、非常に時間のかかる大変な作業になるのです。
そんなことが繰り返されてしまえば、徐々に見るからに残念なゴルフコースになってしまうこともあるでしょう。
・荷物の管理
ゴルフは荷物の多いスポーツです。
プレイや会話に夢中になってコースのどこかに忘れ物をしたりすると、後になって探すのも大変になります。
・安全確保
カートを使うのであれば、運転も手慣れてます。
ボールが人のいる方向に飛んで行ってしまった時には、思い切り大声も出して注意をさせてもくれます。
もしもキャディさんを頼むのであれば
しっかり自分で身の周りのことができれば、別にキャディさんなんか要らないという訳ではありません。
雑用をしてくれるものだなどと、軽々しく思い込んでは損をします。
キャディさんがいてこそできるゴルフもあります。
せっかくお金をかけるのであれば、有意義に利用したいものです。
・キャディさんの存在感
キャディさんは、ただ雑用をこなすだけではなく、コースを熟知していて的確なアドバイスもしてくれますので初心者には有難いものです。
もちろんその通りにしなくても結構ですので、参考にしながら自分ならこうやってみようとする楽しさも生まれるのです。
世間話も慣れたもので、より楽しさを盛り上げてくれる仕事もこなしているものです。