有馬記念2017 昨年実証済み!総距離&平均距離理論でグランプリをぶった斬る
- 2017/12/22
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雨にたたられた今年の秋競馬が微妙な影を落とす
歴史的不良馬場で行われた天皇賞秋のほかにも、菊花賞や各トライアルまで、今年ばかりは雨に泣いた馬が多かった。
重馬場が苦手で走れなかった、だけならまだいい。
予想通り「反動がキツすぎて放牧に出た」馬もいれば、「レース中に水たまりが怖くて飛び跳ねてた」という珍コメントまで飛び出す始末。馬に対する今後の影響は計り知れないものがある。
だからこそ、称えられる王者の勇姿。
府中の不良馬場の内をすくって堂々先頭に立ち、2着馬を最後まで抜かせなかったキタサンブラックの姿は、未来に語り継がれる「伝説」となるだろう。
その王者もJC3着をはさんで残すところあと1戦。泣いても笑っても、最後のグランプリだ。
あらためてすごい!総距離&平均距離理論
毎年有馬記念でしか使えないとっておきの秘策がある。
ときに穴馬の激走を予言し、ときに主役の凡走を見通した、その理論こそ「総距離&平均距離理論」である。
初めから説明すると、
▼その年、該当馬が走った総距離とその平均距離を算出し、あるゾーンにハマった馬を優先して買う
というもの。
ここでいう総距離は「その馬の消耗度」を計り、平均距離は「歩んできた路線」を判別している。
そして肝心の「激アツゾーン」が
★年間走破距離13000M以下
★平均距離 およそ2100〜2300M
これにガッチリはまれば、この大舞台で頭から買える馬に昇格できるというわけだ。
もちろん昨年の覇者、サトノダイヤモンドも該当していた。
今年の激走候補は6頭だけ!
さて今年この最終課題をパスした候補、6頭に登場願おう(五十音順)。
▼キタサンブラック
総11800
均2360
今年は王者もきちんとこの課題をパスしてきた。
3歳時から王道をひた走ってきた馬だけに、毎年少しだけ総距離が長い傾向があったが、ご存じのように今年は前哨戦をスルーし、有馬まで元気に走りきることを目標にしている。
あとは秋2戦の「実際の消耗度」がいくばくか、にかかってきそうだ。
▼サウンズオブアース
総9200(シーマクラシックを2400換算)
均2300
ほしいほしいと願うタイトルに今年も届いていない最強の2勝馬。
堅実ではあるが、さすがに一時期の勢いは薄れてきた感が。
中山もそこまでピッタリの舞台とは言えず、苦しいか。
▼サトノクラウン
総10800
均2160
すっかりひ弱いところが消え、一人前のG1ハンターへと成長した大器。
もともと無理使いはせず、ここ2年は今年の京都記念を除いてすべてG1戦に出走。それで結果を出している。
前走JCでの大敗をどう見るか。まったく走っていないとすればガソリンはまだあるし、精神的なショックが残れば連続凡走もある「諸刃の剣」。
▼スワーヴリチャード
総8700
均2175
当日穴人気するであろう、今年の「ゴールドアクター」役。
ちなみにゴールドアクターは4歳時に
総6900
均2300
という省エネぶりでこのグランプリを制した。使い出しが7月だからね。
ダービーの疲れを十分癒やし、前哨戦楽勝の3歳馬代表がどこまでやってくれるか。能力はひけを取らない。
▼ヤマカツエース
総10400
均2080
ちょっと意外かもしれないが、叩き上げの中距離馬も今年は条件をパスしてきた。09年の大穴エアシェイディと全く同じ数値。
2016年は年間8戦したものの、G1ではいいところなし。
今年はあと一歩まで迫った大阪杯をはじめ、狙い撃ちでの好成績が目立つ。
なにしろ昨年の有馬で4着した実績とタフネスぶりは評価でき、それでいて人気は全くなし。おもしろい存在だ。
▼ルージュバック
総8000
均2000
今年最大の惑星。
あのルージュバックが今年まだ4戦。余力たっぷり。
関東圏、中途半端な距離実績、ガソリン満タン、鞍上北村復帰、ここにオールカマーのように内枠でも引けば、それこそ一発ある。しかもかなりデカい花火だ。
さあ、あなたの夢はなんですか?
私の夢は…