パチンコの新規制が始まっても2020年まで業界が安泰な理由とは?

  • 2018/04/12
  • ライフスタイル・娯楽
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誤解している人も多い出玉規制

誤解している人も多い出玉規制
国が問題視しているギャンブル依存症対策として、パチンコファンの中には戦々恐々としていた出玉規制も2月をもってスタートされました。
しかしながら、直ちにそのダメージを業界も客も受けている訳ではなかったのです。
それはパチンコ店の客足に変化が見られないことからも明らかです。
それでもいつどんなダメージが与えられるのかと心配するのも無理もありません。
それはズバリ2020年までは現状通り安泰だったのです。
これはどういうことなのか、ここで規制の仕組みを理解すれば理由もはっきりします。
「2018年2月から出玉が規制される」と、これだけのメッセージが先行して「パチンコはもうダメだ」と不安に煽られた方も多いでしょう。
これだけで説明が済むほど出玉規制は簡単な規制ではなかったのです。

 

問題は実害を受け始める時期にある

問題は実害を受け始める時期にある
・規制の大まかな内容
規制の仕組みと言っても、細かい規制内容まで知る必要はありません。
ポイントは、4時間で出せる球数は5万円未満、発射球数の1.5倍未満と制限されることです。
パチンコでは、大当たりの際に出す出玉数が2,400だったのが1,500に制限され、またそのラウンド数も16から10へと減らされます。
スロットでは、大当たりの際に出すメダル数が480だったのが300に制限され、ただでさえ出玉効率の低いスロットには痛手です。
これだけでも確かに収益効率の下がる遊戯に変貌することはわかります。

・規制前の台が使われる
客にとって問題は、このような規制を検定でクリアした台しか使われなくなる時期にあります。
今のところは規制以前の検定をクリアした台がそのまま店内に並べられていますので、実害はないのです。
台の検定は車検と同じようなものでその有効期間は3年となっています。
例えば2018年1月に検定をクリアした台であれば、2020年12月まで使われるわけです。

・駆け込み検定申請をしている
パチンコ店は、新規制がかかる前に検定がまだ切れしない台に旧検定を受けさせています。
これによって、台の寿命がそこから3年まで伸びる仕組みを利用しているのです。
それはさすがに全ての台の申請はできませんが、人気機種などを選りすぐって少しでも新規制にかからない台を有効活用しています。

・2018年秋頃から要注意
パチンコ台の検定にはおよそ半年ほどもかかります。
そのため実際に出玉規制のかかった新しい台が登場するのは、2018年2月から検定を受けている台が検定をクリアする2018年の秋頃からとなります。
ただし、そんな厳しい台を置いても客は寄り付きませんので、パチンコ店もなかなか設置はしたがりません。
なるべく旧検定による台を可能な限り使い回そうとするでしょう。
これまで検定期限が切れる前に流行らなくなったからくらいの理由で廃棄していた台を、メンテナンスしながら使っていこうとするのも明らかです。

 

この3年間がお互いの勝負どころ

この3年間がお互いの勝負どころ
今回の出玉規制に限らず、規制にはこういう猶予期間はあるものです。
いくら良い規制であっても、いきなりステップアップすれば柔軟についていけない人が出てきて問題になることだってあるからです。
業界も徐々に新規制後の台を増やしながら、様子を見て対策を練っていくことになるのでしょう。
客としては当分は安泰だからと言っても、2021年からははっきりと厳しい環境におかれるパチンコ店から目を外に向けるなどするべきなのでしょう。
例えば、今やカジノでさえネットでできるともされている時代ですので、そこに発見を見出すことも考えられる対応です。
いろいろなサイトがありますので、とりあえず無料お試しで体験しながら世界を広げる目線も養っておくのもおすすめです。

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