誤解だらけ!いま改めるべきオヤジ世代の結婚観3つ
- 2018/10/04
- ライフスタイル・娯楽
- 265view
- 結婚/育児
- 世代
- 事情
- 独身
- 結婚
あなたの子ども世代にも関係している深〜い結婚事情
ここ10年くらいでオジサンの周りにも、自分は結婚しないと言い張る若者がホントに増えました。
どこで覚えたのか「独身貴族」なんて古い言葉を口にし、毎晩仕事帰りには徹底したジム通い。
たまの休みは海へ山へと「ひとりキャンプ」なんだとか。
この前なんか「ひとり焼き肉」にオジサンも連れて行かれそうになりました(オジサンと一緒なら二人やん!って意味不明)。
そんな男性が相手にできないとなると、若い女性だってターゲットは自ずと絞られてしまいます。
また女性自身も自立が進んで「私もうオトコはいいかな」なんて離婚直後のマダムのようなことを言い出しかねません。
そもそも我々オヤジ世代だって、今の結婚事情をきちんと理解できているでしょうか。
これを知ったらきっと目からうろこ状態だと思うんですよね。
いま結婚するカップルの4分の1はどちらかが再婚
離婚するから再婚できるのか、再婚したいから離婚なのか、という卵とニワトリのような話はさておいて、なんといま世の中で結婚するカップルの4組に1組は「再婚組」だって知ってました?
とくに「男性の方が複数回結婚のチャンスをうかがっている」傾向にあるんです。
こういうのを純粋に「積極性」と取っていいのかどうかはわかりませんが、とにかく若者が「やーい、草食、草食〜」とはやされる一方で、離婚歴のある男性はかなり「肉食っぽい」ことだけは確かなようです。
で、その肉食離婚男性のお相手は
▼年の差が7歳以上離れた、初婚の女性
…って、オイ!まるまる話題のカップルにハマっている気がするんですけど!(んぎゃーっ!悔しいーっ!!)
…お、オホン、と、とにかく、アレこそが(どれ?)今の再婚男女事情をハッキリ物語っているようなんですわ(ぐすん)。
結婚した男女はちゃんと2人の子どもをもうけている
結婚と出産について、我々がよく聞くキーワードに「出生率」というものがあります。
これは「ひとりの女性が一生の間に産む子どもの数」とされており、今だと1.5を切るくらいの値に低迷しています。
だいたいこの値が2を切るとその地域は人口の自然減が進み、日本はその道を突っ走っている最中だ、オヤジの基礎知識はそんなところですし、少子化の証としてもよく使われる数字です。
では、日本人女性は「結婚しているうちに」最終的に何人の子どもをもうけているか、ご存じでしょうか。
え? だから1.4人くらいじゃないの?
そう思った方、違うんです。
この場合「結婚しているうちに」という前提条件がミソで、正解は
▼結婚しているうちに日本人女性は平均2人の子どもをもうけている
です。
専門用語ではこの数字を「完結出生児数」といいます。
つまり、結婚してある程度の時間が経った夫婦間には、ちゃんと平均2人の子どもがいますよ、ということなんです。
あれ?おかしいじゃん、子どもの数はいつも「2人いない、2人ほしい」ってよく言われるのに。
はい、実はあの出生率1.4という数字は、まだ未婚の女性数も対象に含まれるから小さくなるのであって、決して「結婚しても子どもをつくらない」夫婦の姿ではなかったんです。
もし本当に少子化が困るというなら、やっぱり若い未婚女性にいい縁を取り持ってあげるのが近道なんですね。
やっぱり若いうちにもっと結婚しやすい後押しを
さて今まで見てきたとおり、女性も忙しい職場環境、友人も婚期が遅い、親もまだ健在だ、オトコが寄ってくる気配もない…と周囲がこれでは女性だって「結婚はまだいいか、もうちょっと大丈夫」という気になるのは当然です。
そんな世間につられて親であるオジサン世代も、娘かわいさに「誰かいないんなら、もうちょっと家にいてもいいぞ」なんて常日頃言ってませんか?
3つ目のオヤジNG結婚観とは
▼今の時代はまだ20代の結婚は早い、よく考えてからでも遅くない
というものです。
違いますよ、20代の娘さんは立派な結婚適齢期なんです〜!
2人が幸せそうだったら、快く送り出してあげようじゃありませんか。
相手がちゃーんといるのに「まだ娘は若いから。男(アイツ)も頼りないし」と2人の大きな決断を渋るようなことは…うーん、どうなんでしょうね、オヤジとしては。
その辺で折れてあげるのが、娘さんにも、あなた自身にもきっと幸せなんじゃないでしょうか。
さすればすぐにコウノトリがジイジに授けものをしてくれるかも…。