スポーツに関連した新語流行語大賞を振り返り、ズバリ大賞を予想する
- 2018/11/26
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平成30年の新語流行語はスポーツ関連が目白押し
先頃、平成30年の新語流行語大賞にノミネートされた30の新語流行語が発表されました。
この中で例年になくやたらと目に付くのが、スポーツに関連したものになっています。
eスポーツ、半端ないって、金足農旋風、筋肉は裏切らない、翔タイム、そだね―、もぐもぐタイム、なおみ節、奈良判定、悪質タックルと10もあるのです。
ほとんど知られ過ぎていて特に説明の必要もないでしょうし、いずれもほぼ納得のできるものばかりでもあるでしょう。
この他に20の流行語がノミネートされていますが、個人的に12月3日に発表される平成30年の新語流行語大賞はこの中から選ばれるのではないかと勝手に予想しています。
平成になってからのスポーツ関連新語流行語
以下に見るように、平成に入ってから平均して全体のほぼ半数にスポーツに関連した用語が大賞になっているのは発見でもあります。
平成5年、「Jリーグ」
平成6年、「イチロー」
平成7年、「NOMO」(プロ野球・野茂英雄)「がんばろうKOBE」(プロ野球・オリックス)
平成8年、「自分で自分をほめたい」(マラソン・有森裕子)「メークドラマ」(プロ野球・長嶋茂雄)
平成10年、「ハマの大魔神」(プロ野球・佐々木主浩)
平成11年、「リベンジ」(プロ野球・松坂大輔)「雑草魂」(プロ野球・上原浩治)
平成14年、「W杯」(サッカー日韓大会)
平成16年、「チョー気持ちいい」(競泳・北島康介)
平成18年、「イナバウアー」(フィギュアスケート・荒川静香)
平成19年、「ハニカミ王子」(プロゴルフ・石川遼)
平成23年、「なでしこジャパン」(女子サッカー)
平成25年、「お・も・て・な・し」(東京五輪招致メンバー・滝川クリステル)
平成27年、「トリプルスリー」(プロ野球・柳田、山田)
平成28年、「神ってる」(プロ野球・鈴木誠也)
平成を締めくくる大賞には「そだねー」を予想する
この流れを受けて平成最後となる新語流行語には、スポーツ関連が絡んでくると大胆な前提をしてみましょう。
いろいろありますが、除去方式で一つずつ取り上げてみます。
「奈良判定」は、奈良県にとって迷惑な話となりますのでありえません。
「悪質タックル」も、ネガティブな思いでしか浮かびません。
「翔タイム」や「なおみ節」は、個人名が入っていて過去にも事例もありますがクローズアップされ過ぎの感があります。
「もぐもぐタイム」は、同じカーリングでの「そだねー」の付け足しのような気もします。
「金足農旋風」が大賞になるのも、高校スポーツにしては扱いが大き過ぎるとの批判もある高校野球ですので遠慮したいところです。
「eスポーツ」は、この中ではどうしてノミネートされているのか、誰がどうして何があったのかあまり知られてはいないのではないでしょうか。
「筋肉は裏切らない」も、同様に何も今年でなくても良さそうです。
「半端ないって」は、サッカーW杯での大迫選手の活躍によるものでしたが、他の選手もかなり活躍していましたので取り上げ過ぎの感があります。
「そだねー」が浮上する
結局、「そだねー」が一押しです。
ある意味、例年になく予想しやすい状況になっているのではないでしょうか。
来たる新しい時代の到来に向けて、皆が協力し合うイメージを湧かせてくれます。
大方の予想を覆してのメダル獲得は、近づく東京オリンピックに向けてもピッタリするものです。
カーリングと言う馴染みの薄いスポーツが、表舞台で脚光を浴びたのもインパクトがありました。
また、スポーツ界を中心に起こり続けるパワハラなどの社会問題と向き合うのにも心に秘めておきたい言葉となるのではないでしょうか。