自衛隊のイベントがすごいらしい!2大イベントを紹介
- 2018/10/21
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自衛隊といえば航空祭
自衛隊のイベント人気が年々高まっているといわれています。毎回、多くの国民が集まるイベントといえば、航空ショーが知られています。
自衛隊の航空ショーとは、航空自衛隊の各基地で実施されている一般公開行事であり、普通のオヤジをはじめとする老若男女が自衛隊の航空機に触れる数少ない機会です。
各基地で行われる祭事の名称は「航空祭」ですが、一般に航空ショーとも呼ばれている理由のひとつに、ブルーインパルスの展示飛行があると思われます。ブルーインパルスによる迫力満点で見事に揃ったアクロバット飛行が、ショーと呼ぶに相応しいイメージを持っているわけです。
11月には、入間基地の創設60周年を記念する入間航空祭が3日の祝日・土曜日に、18日の日曜日には岐阜基地航空祭が予定されており、それぞれブルーインパルスの展示飛行が組まれています。
また、25日には浜松基地で、12月に入ると2日に新田原基地でエアフェスタ2018という洒落た名称のイベントが予定されています。さらに、9日には那覇基地で「美ら島エアーフェスタ2018」が開催予定です。このフェスタ自体は8日と合わせ2日間の開催です。ブルーインパルスファンには忙しい秋になりますね。
他にも、ブルーインパルスの展示飛行がない航空祭が予定されています。11月25日には築城基地航空祭が、12月2日には百里基地航空祭が組まれています。ただ、この両日はブルーインパルスの登場がある航空祭と日程が重なっているのが残念といえば残念です。どちらかの見学を諦めなければなりません。
ちなみに、11月24日には航空祭ではないものの、春日基地で開設59周年記念行事が行われます。
航空祭では、航空自衛隊の主力戦闘機をはじめ、多くの作戦機を間近に見ることが可能です。それこそ、手の届くかという位置でまじまじと見られるのは、こういう機会ならではのこと。一度は見てみたいものです。
自衛隊といえば総合火力演習
航空祭・航空ショーとともに人気を誇っているのが富士総合火力演習です。毎年8月あたりに実施されているイベント?であり、年に一回しか見るチャンスがありません。
航空祭では装備する航空機の展示が目玉ですが、富士総合火力演習では陸上自衛隊の主力火器が実際に火を噴く場面(しかも実弾)をじっくりと見ることができます。さすがに航空祭で戦闘機がミサイルを発射して敵(に見立てた的)を撃墜するということはありませんので、また違った意味で見所といえるでしょう。
ちなみに、平成30年度の富士総合火力演習では80両もの戦車や装甲車、60門に及ぶ火砲など、航空機も含めて陸上自衛隊の総力を挙げた公開演習が実施されています。そこに集まった観客は2万4000に上ります。(数字は陸自発表のものを参考にしています)
演習では、防衛出動において遭遇する場面を想定した陸上自衛隊の戦闘シーンを公開する形式となっており、単に主要装備が弾を撃つというものではありません。近年重要となっている、島嶼防衛にかかる作戦の一端を見ることができる内容となっていました。
さて、航空祭も総合火力演習も人気のイベントであることは間違いなく、ちょっと出掛けて堪能できるというものではない点に注意が必要です。
まず、大量の人が押し寄せるため、よい場所で見られるとは限りません。航空祭では多ければ数万人から10万人規模のファンが詰め掛けます。それを承知の上で行く必要があるのです。
また、総合火力演習はインターネットによる事前申し込み制になっています。そのため、キャパを超える人が押し寄せる心配はないものの、2万4000人はすごい数です。
来年の総合火力演習も、おそらく2ヶ月くらい前から申し込み受付が開始されるでしょう。自衛隊の人気イベントを見てみたいというオヤジは、航空祭のスケジュールもあわせて、防衛省・自衛隊のホームページをチェックしておきましょう。