これは信用しても大丈夫?ごまかしを見抜く方法

  • 2018/03/15
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ごまかしについて

ごまかしについて
ごまかしとは、自分にとって都合の悪いことを表沙汰にしないようにすることです。
そのために、質問に対してまともに返答せずポイントの違うはぐらかすような返事をしたりしてその場を取り繕ったりもします。
事実と違うことを言ってしまうのでもないのでわかりにくいですが、上手な嘘のつき方とも言えます。
国会討論などでこれが頻繁に登場して、しきりに問答を繰り返す光景が象徴的でもあります。
一般人にも身近にある問題で、例えばセールストークの中にはよくあるものです。
職場の上司などでも責任逃れかのような発言で自分が悪者にされたりするのもごまかしの一つです。
これが見抜ければ、余計なものを買わずにすんだり、あらぬ批判を受けたりせずにすんだりもするはずです。

 

ごまかしに引っかからないためのチェックポイント

ごまかしに引っかからないためのチェックポイント
・理論上でしかあり得ないことを言っていないか
理論と現実は大きくかけ離れたことも多いものです。
例えば些細な行為でも、法律に照らし合わせれば犯罪となって逮捕や起訴もされる可能性があったりはします。
それをいかにも当たり前のように指摘をして脅かしたりされると、これは全くの嘘ではありません。
ですが現実には通常あり得ないような行為に対して取り上げるようであれば、その真意はその行為をした人を落とし込ませようとでもしているのです。

・相手の目的は何なのか
セールスマンであれば顧客のためにトークしているようであっても、それは自分の利益を追求するのが目的であってそれを隠しながらのことでしかないのです。
売りつけたい商品のメリットばかりを取り上げますが、いかにも漠然とした表現でしかなかったりもします。
数字で表現すると都合が悪い程度であればわざわざ取り上げたりはしないのです。
デメリットについては、客から質問が無い限りは触れようともしません。

・都合の良い話をしたがっていないか
ごまかしがバレそうになったら、話を逸らして都合の良い話題に変えようとします。
そこにあるのは確かな事実ばかりですので、反論の余地もなくなります。
こうして関係のないところで納得させて、いかにも全て本当のことを言っているかのように思い込ませるのです。
これを防ぐには話の内容を頭の中で整理してその繋がりを理論的に解釈するようにすることです。

・違和感を感じたら質問に転じる
「あれ?そうかな」と感じることがあっても、話し上手な人は次々と展開していって口を挟む余地を与えないようにもしてきます。
そこは話し手と聞き手との関係のままでいてはいけません。
会話は一対一のイーブンな関係であるべきと意識していれば、積極的により具体的に回答を求める質問が繰り出せます。
できれば「これはこういうことなのか?」とYesかNoかでしか答えられないようにすると、ごまかしの余地を与えずに済みます。
はぐらかされて納得してしまうようでは、しっかりごまかされていると思いましょう。

 

ケースバイケースで応用範囲を広げる

ケースバイケースで応用範囲を広げる
世の中、正直者が馬鹿を見るとか嘘も方便とかの言葉をしっかり実感することもあるものです。
ですから、ごまかしをする人が決していけない人であると捉えてもいけません。
それだけ普通に接する人はごまかしを仕掛けてくるものだと思うことが、ごまかしを見抜くための最も基本となるはずです。
ごまかしが上手な人ほど手練手蔵に長けています。
そういう人が優秀なセールスマンだったり優秀な上司だったりもします。
そしてまた優秀な人ほどごまかされやすいとも言えます。
それは人の話を正面から真面目に聞こうとするからです。
一歩下がって「人はごまかしをするものだ」と自分のごまかされる姿を他人事のように後ろから眺めると、それに気づきやすくもなるのです。

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