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「缶ビール」「瓶ビール」「生ビール」のホントの差って知っていますか?

  • 2018/03/06
  • ライフスタイル・娯楽
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  • アントニオ犬助
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実に美味かった、メキシカンビアの思い出

実に美味かった、メキシカンビアの思い出
犬助が若かりしころ、小洒落た飲み屋や黎明期のクラブでは、メキシコのビールが流行っていました。
例えば透明の瓶に入った「コロナ(Corona)」、瓶の口にライムが刺さって出てくるアレ!! というと、懐かしく思い出す人も多いでしょう。

他にも「ソル(Sol)」とか「テカテ(Tecate)」とか。犬助なんかは通を気取ってグリーンのボトル、赤色の「X」がデザインされたラベルの「ドスエキス(DOS EQUIS)」なんかをオーダーしていましたな。

総じて口当たりが軽やかなのが、メキシコのビールの特徴。アルコール度数も低めだし、ライムの爽やかさもあって、非常に美味しかったことを覚えています。
でも今思い出すと、その美味しさの秘密は瓶から直接飲んだからではないか? と考えるんですよね。

300mlほどの小さ目のボトルの瓶ビールは美味しく感じるもの。
その影響か、当時は日本のビールメーカーも「スタウトボトル」と称する小ぶりの瓶入りビールを発売していたものです。

 

クソ不味い、ジョッキ入りドラフトもありました

クソ不味い、ジョッキ入りドラフトもありました
さて、そんなクラブで盛り上がり終電を逃したりすると、一晩中過ごさなければならないハメになるもの。するとオーダーするのがメキシカンビアから、ジョッキ入りのビールに変わるのが恒例でした。なぜなら値段が安かったから。
確かドスエキスの半額くらいで、そのクラブではジョッキ入りの生ビールが購入できたのです。

でも……まあこれがマズい……でも、もうその頃はビールを味わうことより、酔っ払って盛り上がることと、時間が早く過ぎることが目的になっていますから、酔えればなんでもいい、懐具合も寂しいですから、安くて酔えればなんでもいい!! ということで生ビールに切り替える。

でも不味かったよなあ、あの店の生ビール。
泡も薄くしか乗っていないし、ビールもジョッキも生ぬかったし……。

 

ジョッキ入り生ビールの美味さは、注ぎ手次第

でも、今考えてみると、メーカーこそ違えどメキシカンビアもジョッキ入りドラフトも生ビールは生ビール、中身は同じ製法で作られているビールです。

にも関わらず、瓶入りの生ビールが美味しくて、ジョッキ入りの生ビールが不味かったのか? それは一重に注ぐ人間が、やっつけ仕事をやっているかどうかの差でしかありません。
注ぐ際に泡を盛るのは、サーブする側の腕によるもの。
加えて、タンクからビールサーバへつなぐパイプやフィルター、注ぎ口も本来はメンテナンスすべきもの。それを怠っていたから、あそこまで不味いジョッキ入りの生ビールが出てきたのですね。

一方で、炭酸の具合など、美味しく飲めるように調節されて詰められているのが瓶ビール。
いい具合に冷えていましたしガラスの口当たりもいいもの、だからメキシカンビアがあれほどまでに美味く感じたのでしょう。

今でも高めの寿司屋などに入って生ビールを注文すると、よく冷えたグラスに芸術的な泡の盛り付けで供されたりして、その美味さに刮目するというケースはありますが、まあ件のクラブで出てきたドラフトも、寿司屋の生ビールも本質的には同じもの。
要は、注ぎ手の腕とサーバーのメンテナンス次第ということができるでしょう。

 

生ビールの美味い不味いは、プラスアルファ次第

生ビールの美味い不味いは、プラスアルファ次第
一方で、何となく今一つに感じるのが缶ビール。
しかし缶に入っているだけで、銘柄が同じならば中身も同じ。
例えばエビスならば、瓶入りもグラスに注がれて供されるのも、缶入りも全て中身は同じなのです。

ならば「生」とは何なのか? ジョッキやグラスに入っていると「生」と呼びたくなるものですが、それは加熱処理をしていないというだけのこと。

「生」の反対語は「瓶」や「缶」ではなく「ラガー」……ほれ、昭和のお父さんがランニングにステテコ姿で飲んでいて盗み飲みして怒られた、あの懐かしい味がラガー……今でも、キリンとかサッポロとかラガーって出ていますよね。

ですから、瓶ビールが美味く感じたり、ジョッキ入りやグラス入りが美味く感じるのは、口当たりや注ぎ手、サーバーのメンテといったプラスアルファの条件でしかありません。
その証拠にイヤな相手から、グラスに注がれて飲むビールの不味いこと。
そして、山の頂上で開ける缶ビールや、飲み屋のお姉ちゃんが注いでくれるビールの美味いこと……ということですね。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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