新年から二日酔いだなんて

忘年会もそつなつこなして無事に一年が終了したと思ったら、新年には新年会が待っていたりもします。
しかし新年会は忘年会に比べるといささか気が楽なものです。
忘年会の盛り上がりほどの要求もされず、粛々と参加していれば済んでしまうと言う空気もあるかと思われます。
そこで迂闊に飲み過ぎて忘年会では二日酔いも無かったのに、新年会で二日酔いをしてしまうこともあります。
新年から二日酔いでスタートでは、苦しい一年が待っているようにしか思えなくもなろうというものです。
華やかな一年を祈願して飲むのも結構ですが、翌日の爽快感あっての新年会なのです。

もういい加減に酒の量をわきまえる

・気を引き締める
これまで長いサラリーマン生活の中では、もう何年にも渡って飲み会を重ねてきているはずです。
自分はどれくらいの体調の時にはどれくらいでダウンするのか、大体わかってもいそうなものです。
そうして培われた基準に沿ってマイペースで飲んでいれば、二日酔いなどには早々はならないものです。
既に忘年会で二日酔い対策は十分こなしてきた人もいるでしょう。
しかし、それでも油断は禁物です。
新年会は忘年会ほどに連日するようなことも少なくなりますので、気が緩みがちになるのです。

・忘年会で肝臓はダメージを受けている
いつものように二日良い対策をしていても、新年会では効果が薄い場合もあります。
それは度重なる忘年会で肝臓がダメージを受けて少なからず機能不全を起こしている場合も考えられます。
ですから、新年会の二日酔い対策はより意識して慎重にするべきなのです。

飲み物、食べ物でお酒を弱らせる

新年会だからと言って、二日酔い対策自体にそう変わりはあるものでもありません。
でも、それを飲み会シーズンが訪れる度に目を通し直さないと、どこかで失敗したりしてしまうものです。

・ひたすら水分を補給する
真水をそのままでも良いのですが、そうでなくてもウーロン茶でもスポーツドリンクでもとにかくノンアルコール飲料を飲めば、その分、お酒は薄まります。
自分ではお酒を控えたつもりでも、その場の空気ではオーバーペースにもなるのが宴会の悩みどころなのです。
それも水分を供給することで、お酒の摂取量も自然に抑えられるのです。
事前の水分、そしてお酒の合間の水分、そしてお開き後の水分と覚えて実行していればほぼ完璧です。
水はあらゆる毒素を薄めてくれますので、いかなる症状も軽くさせてくれる性質があるのです。
また肝臓がアルコールを分解する際にも、水分が必要になることからも大切になるのです。
そして仕上げに寝る前にも水分を摂りましょう。
寝ている間にアルコールの働きで尿が作られることにより、水分が普段よりも奪われるのです。
これは熟睡を妨げ翌日の疲労感にも繋がってしまいます。

・薬のお世話になる
アルコールに極端に弱い体質であれば、水分くらいではどうにもならないこともあります。
二日酔い止めドリンクもウコンなどの漢方薬系のものなど多種ありますが、自分に合ったお気に入りのドリンクくらいは決めておきましょう。
基本的に胃腸の弱い人にも、おすすめです。

・まず、そこそこに食べてしまう
変に張り切って何も食べないうちから、上司の席へお酒を注ぎにうろうろすることはありません。
自分の料理を残さないためにも、最初から料理をいただいてマイペースで味わうことです。
お腹に食べ物が入ってしまえば、アルコールの吸収速度も抑えられます。
肝臓も少しずつの吸収であれば、しっかりじっくり分解していられるものなのです。
宴もたけなわになった頃に席に戻っても、大量の料理を食べこなせられないことにもなりかねません。
食のロス問題の解決を図ることにもなるのですから、まずは慌てず料理から手を付け始めるようにしましょう。