アナタも狙われる?「iPhoneを探す」を安易にオンにするべきでない理由とは
- 2018/01/06
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iPhoneが突然、行方不明になる恐怖
iPhoneがあればあらゆることがいつでもどこでも出来て便利ですが、もしも紛失したらと思うとぞっとします。
これが知らない人の手に渡ってしまうと、大事な個人情報が抜き取られかねないのです。
もしも自宅に置き忘れているだけであっても、どこにあるのかわからずにいるととてつもない不安に襲われたりもします。
そんな利用者の需要を満たす機能として「iPhoneを探す」が登場しています。
だからこれさえオンにしておけば安心とも思えます。
ところがそれは時と場合によって大間違いにもなるなんて、思ってもみない人もたくさんいるのではないでしょうか。
とっても有難いはずの機能のどこに落とし穴があるのか、その対策のポイントがわかってしまえば、正しい利用方法が浮かび上がるはずです。
「iPhoneを探す」の優れた機能
「iPhoneを探す」をオンにしておくと、以下のような大きなメリットがありますので、基本的にオンにするべきではあります。
iOS9からは標準アプリとなっていますので、ダウンロードする必要もなくなっています。
・所在位置が見える
GPSを利用した位置情報が発信されることにより、他のパソコンやスマホなどからその位置をチェック出来るのです。
・ロックされる
使われることもありませんし、データを消されることもありません。
データを削除してしまうことも出来ます。
・音が出せる
身の周りにありそうであれば、音が出せますのですぐに見つけられます。
・メッセージが出せる
iPhoneの画面に連絡先などのメッセージを表示されられます。
「iPhoneを探す」の応用機能
・iPhoneではなく人間を探されている
「iPhoneを探す」機能でiPhoneがどこにあるのかを追跡出来ることがわかりましたが、それは即ち持っている人の居場所も追跡出来ることでもあります。
と言うことは、紛失したiPhoneを探そうとするのではなく、持っている人を探すことを目的とすることも出来るのです。
もちろん、それには登録しているAppleIDとパスワードが必要ですので漏れていなければそういうことはありません。
しかし、どこか心当たりがあればかなり危険です。
追跡に深い意味はなくても、面白半分に人の行動を見て楽しんだりもされるものなのです。
友人や夫婦の間ではリスクが高くなります。
最もハイリスクとなる人物は残念ながらパートナーでしょう。
どこかでAppleIDやパスワードのメモ書きを発見されるかもしれません。
日常会話の中で飛び出す恐れも高い相手です。
信頼しているだけに気を許してしまうものでしょう。
これが認知症のお年寄りや子供であれば、iPhoneを持たせることで安心も出来ます。
全くせっかくの機能も使い方一つ次第と言うことなのです。
あるいは会社が支給したiPhoneで会社側が社員の行動をチェックしている場合も考えられます。
常時、追跡されていなくてもiOS6以降のシリーズですとiPhoneの移動経路も表示させられるのです。
・AppleIDとパスワードを管理すること
もしも誰かに行動が把握されていると感じたりした際は、パスワードを変更してしまうだけで十分な対策になります。
iPhoneを持つ上で最も優先するべき注意事項は、AppleIDとパスワードの管理です。
修理や新しい機種に変更する場合などでiPhoneを初期化したい場合は、「iPhoneを探す」をオフにする必要があります。
この際にもAppleIDとパスワードが必要になりますので、これを忘れてしまうと修理が出来なくなります。
もしもAppleIDとパスワードが他人に漏れた場合、「iPhoneを探す」の機能でロックをかけられたりする可能性もあるのです。