ドローンを操作したい!価格や練習場所って?
- 2017/06/15
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ドローンとラジコンヘリの違い
ここ数年、ドローンが話題になっており、日本でもドローンを使った宅配サービスの実験検証が開始されたり、アメリカでも何件か実際のドローン宅配サービスが実現しています。一方で「ドローンを無許可で飛行させた」「航空法違反」などの疑いで書類送検される人のニュースなどを耳にする機会も増え、「え、ドローンって違法なの?」といった疑問をもつ人も多いかと思います。
まず、ドローンとよく比較されるのが、「ラジコンヘリとどう違うのか」という点です。ドローンはもともと「軍事用途としての無人航空機」を指していました。広い意味では「無人航空機」という定義ではラジコンヘリはドローンの一部とされていますが、「ここ最近話題になっているドローン」と区分けするとすれば、「自律飛行が可能かどうか」で区別されます。プロポなどで操作しなければ飛行できないものはラジコン、GPSを利用して「自動で飛行するもの」をドローンと呼ぶのが一般的な認識です。
ドローンの価格帯
一般用に市販されているドローンの価格帯には大きな幅があり、1万円以下の入門機、10万円以上する本格ドローンまで様々です。よく玩具コーナーでも売られている1万円以下のドローンは、ドローンと称したラジコンです。もちろん1万円前後でもカメラを搭載しているモデルも多数あり、ドローン購入の目的とされる「空撮」が可能なものあります。基本的に、プロペラを回すローターの数が多ければ多いほど高価になりますが、よく知られているのがローターが4つの「クアッドコプター」でしょう。高価なものになると、ローターが8つの「オクトコプター」タイプとなります。
また、ドローンに搭載されているカメラの性能(解像度や動画撮影の可否など)によっても価格は変わりますが、なかでも大きく変わる要因としては、操作するスマホなどでドローンのカメラが映し出している映像をリアルタイムでモニターできる「FPV(First Person View)」機能が搭載しているかどうかが大きいでしょう。
「DJI」というメーカーの「Phantomシリーズ」、「3Dロボティクス」社の「Solo」というモデルや「PARROT(パロット)」の「AR.Drone」が有名です。
ドローンの練習場所
そもそも、ドローンはいつでもどこでも飛ばしていいという訳ではありません。ドローンの普及に伴い2015年に改正された航空法によって制限されており、まず200gを超えるドローンはこの対象となります。まず、航空法に定められたドローンの飛行禁止区域として規制されているのが、「空港周辺(10km以上)地帯の上空」「人口集中地」「150m以上の高さ」など主に3つです。
そして、この3つの条件に入らない場所であればOKかというとそうではなく、「夜間飛行」は禁止のほか、「祭りやイベント開催場所の上空」「操縦者が目視できない場所」などは許可が必要です。よく勘違いされますが、上記のルールさえ守っていれば、ドローンの操縦に免許は必要ありません。よく聞く「ドローンの資格」とは、民間の認定資格で、道路交通法の様に、ドローンの操縦そのものに免許が必要な訳ではないので、ルールさえ守っていれば「近くの原っぱ」などが練習場所に適しています。ただし、都内に住んでいる人は近所で「該当する場所」を見つけるのは苦労するかもしれません。