自転車の種類は多いが用途は兼ねることができる

カッコいいオヤジとしては、この辺で新しい自転車を買いたい。そして、颯爽と街中で風を切りたい。そんな思いが強くなることがあります。しかし、ひとくちに自転車といっても、用途などでいくつもの分類があります。

街中で一般的な用途で使うならママチャリがあります。ママチャリは主婦の皆さんが主に乗っているイメージから定着した呼び方ですね。ママチャリを含めて日常生活用の実用車はシティバイク・シティサイクルと呼びます。

シティバイクの他には、マウンテンバイク、ロードバイク、クロスバイクなどいろいろな種類があります。オフロード仕様やレーサー仕様の分野は奥が深く、極めようとすればドップリと浸かる必要がありそうです。

競輪で使用するブレーキのない「レーサー」など特殊な物を除けば、どんな自転車であっても公道を走行することはできます。従って、近所への買い物であってもママチャリである必要はありません。もし、通勤にも使用するということであれば、速度を出しにくく取り回しも大げさになるママチャリよりも、スポーツタイプの自転車の方が適しているでしょう。

ただ、買い物にも使うということであれば、少なくともカゴを装着できるようにすべきです。

さて、買い物でも通勤でも颯爽と乗れる自転車があるのかどうかが問題です。もっとも、自転車は自動車よりも安い物ですから、用途別で乗り分けるという選択もアリでしょう。そうすると、幅広いメーカーから好きなバイクを選ぶことができます。

イケてる自転車はこれだ

実際に売れている自転車こそがイケてる自転車だとの考えで見ると、ネット上では通常のシティバイクよりも折りたたみ自転車や電動アシスト自転車、クロスバイクなどが売れているようです。この傾向は、街中の実店舗での販売が無難なママチャリやそれに準じるシティサイクル中心の品揃えになっていることの裏返しでしょう。

一般的な軽快車は近所の自転車屋さんやホームセンターで購入できるものの、折りたたみ自転車や電動アシスト自転車はいつでも置いてあるとは限りません。それに加えて、クロスバイクなどの好みが分かれる自転車を多数展示している店が行動範囲内にある可能性も低いということです。

さて、イケてる自転車としてご紹介できるのが、レイチェルの20インチ折りたたみ自転車です。2016年8月にAmazonで販売されているモデルFB-206Rはシマノの6段変速機にカゴも付いているので、小回り重視の都会の通勤にも買い物にも便利です。

坂道の多いところで乗る人には、パナソニックの電動アシスト自転車BE-ELTX63が良いでしょう。

売れ筋でのランキングには登場しないかも知れませんが、シティサイクルのクシュクシュタウン26もイケてます。カラーリングがポップで一見オヤジには似合わないように思えます。しかし、そのミスマッチが逆にカッコよさを演出してくれます。

ここまでは比較的低価格のモデルでしたが、それなりに高価なモデルとしてイタリアはコルナゴのロードバイク、C60もおススメです。札束を用意しないと買えないのがネックですが、オヤジパワーを見せ付けるには格好の自転車です。