「世界で5本の指に入る」と言わしめた凄腕ギタリストとは?
- 2018/10/17
- ライフスタイル・娯楽
- 1028view
- 芸能/音楽
- 人物
- 紹介
- 芸能
- 音楽
ギターヒーローといえばバンドやソロで有名になるケースが多いけど…
世には、ギターヒーローと呼ばれるプレイヤーたちがいます。
ジミ・ヘンドリックスに始まり、ザ・ローリングストーンズのキース・リチャーズ、MR BIGのポール・ギルバート、AC/DCのアンガス・ヤング、スティーヴ・ヴァイなどなど、インパクトのある面々が時代とともにミュージックシーンを盛り上げ、キッズのハートを鷲掴みにしてきました。
彼らの活動スタイルは様々とはいえ、その多くはバンドやソロの活動を通して、世界に名をとどろかせたわけですが、中には「例外のパターン」で存在感を放っているギタリストもいます。
スタジオ・ミュージシャン出身のギターヒーロー
その例外とは、音楽に詳しくないオヤジでも聞いたことがあるであろう「スタジオ・ミュージシャン」です。
スタジオ・ミュージシャンは、バンドやグループの正規メンバーではありません。
レコーディングやステージサポートのために、楽器を演奏するミュージシャンを指します。
今回ご紹介したいのは、スタジオ・ミュージシャンで大成功を収めた人物である「マイケル・ランドウ」。
卓越したプレイで業界人からの評価も高く、プログレッシブ・ロックの先駆者であるピンク・フロイドや、「モダン・ジャズの帝王」として日本でも有名なマイルズ・デイヴィズ、2016年に英国政府からナイト爵位が授与されたロッド・スチュワート、米国を代表とするアーティストであるジェームス・テイラーなど、レジェンドとも言える大物たちの作品に起用された実績を持ちます。
スタジオ・ミュージシャンという職業は「薄給だ」「夢がない」だとか、ネガティブな声も多い昨今ですが、マイケル・ランドウをはじめ、ヒーロー級のスタジオ・ミュージシャンがいるのも事実。
彼はスタジオ・ミュージシャンと並行して、ソロとバンド活動も行っており、2019年3月9日(土)~12日(火)にはコットンクラブでの来日公演が予定されています。
マイケル・ランドウってどれくらいスゴイの?
マイケル・ランドウは、どれほど素晴らしいギタリストなのか。
起用された作品の数々を見るだけでもわかりますが、世界的に有名なギタリストもランドウの腕を高く評価しているので、その有名な話を一つご紹介したいと思います。
2008年、惜しまれつつ解散したロックバンド「TOTO」のファンだったオヤジも多いでしょう。
そのギタリストであるスティーヴ・ルカサーは、どんなスタイルの音楽であろうとも「一発で最高のプレイを録音する」とも言われる技巧派です。
一流のプロデューサーやアーティストから絶大な信頼を得ていました。
そんなルカサーが「世界で5本の指に入る」と賞賛したのが、他でもないマイケル・ランドウなのです。
文字だけでは伝わらないでしょうから、ランドウのプレイを視聴できる動画へのリンクを貼り付けておきますね。
Fender Studio Sessions | Michael Landau Group Performs ‘Renegade Destruction’ | Fender
お三方とも凄腕なので、安定感はもちろんのこと、魅せるプレイでワクワクさせてくれます。
ずっと聴いていたくなる心地よさ、遊びが効いて飽きさせないフレーズ、どれもテクニックがあって初めて成り立つものなので、これはもう「さすが」の一言に尽きます…。
日本人アーティストとも関わりが!
氷室京介、松任谷由実、矢沢永吉、浜田麻里など、日本人アーティストの作品にも参加したことがあります。
ランドウを知らないオヤジも、彼のギターを一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
還暦を迎えてもまだまだ衰えない!
ランドウは1958年(昭和33年)6月1日生まれ。
2018年に還暦を迎えたわけですが、来日公演も控えていますし、まだまだ現役バリバリです。
往年のファンはもちろんのこと、これから誕生するギターキッズにも感動を与え続けてくれることでしょう。