普通のロックに飽きたらコレを聴け!ニッチでも最高にイケてるバンド2選
- 2018/06/19
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オヤジの耳を刺激する、異質なロックバンドを2つご紹介!
ロックとひと口にいっても、時代ごとに流行がありますし、ジャンルも細分化されています。
「普通のロックは聴き飽きたなぁ~」と思いつつ「でも、どれがイイかわからないし…」と、新規開拓を諦めているオヤジもいるのではないでしょうか。
そんなオヤジのために、ちょっぴりニッチだけどカッコイイ、国内外のバンドを2つご紹介したいと思います。
衝撃のギターレスユニット「Death from Above 1979(デス・フロム・アバヴ 1979)」
■メンバーは2人
Jesse F. Keeler(ジェシー・F・キーラー) 担当:ベース、シンセサイザー
Sebastien Grainger(セバスチャン・グレインジャー) 担当:ドラム、ボーカル
■どんなバンド?
カナダ生まれのギターレスロックユニットです。
2001年に結成、2004年に発売した「You’re a Woman, I’m a Machine Import(ユー・アー・ア・ウーマン、アイム・ア・マシーン)」が世界中で話題になりました。
楽曲は、ガレージ・パンク、ハード・コア、ダンス・ミュージックのエッセンスが凝縮されているような感じ。
ただただ斬新なだけでなく、80年代っぽいレトロさもあって、耳に残るキャッチーなメロディも多いので、世代を問わず虜にする魅力もあります。
■これがベースの音!?と疑いたくなる新感覚サウンド
ベースの音をギター並に歪ませていて、フレーズもギター感覚。
「本当にベースかよ!」とツッコミを入れつつも「カッコイイ…」と聴き惚れてしまう人が続出!
ベース+ドラム+シンセというシンプルな構成ながらも、迫力のあるサウンドです。
■おすすめの1枚はデビューを飾った「ユー・アー・ア・ウーマン、アイム・ア・マシーン」
1枚目におすすめしたいのが、デビューアルバム「You’re a Woman, I’m a Machine Import(ユー・アー・ア・ウーマン、アイム・ア・マシーン)」です。
1曲目の「Turn It Out」から飛ばしまくり!
疾走感のある5曲目「Blood On Our Hands」から、影のある6曲目「Black History Month」の対比が素晴らしく、表現力の高さを見せつけてくれています。
V系発テクノポップバンド「メトロノーム」
■活動再開後のメンバーは3人
シャラク(VOICECORDER) 担当:ボーカル
フクスケ(TALBO-1) 担当:ギター
リウ(TALBO-2) 担当:ベース
■どんなバンド?
1998年に結成された、いわゆるV系バンドです。
当時はV系ブームが終焉を迎えようとしていたころですが、一方インディーズにおいては豊作の時期が到来。
そんななかでメトロノームはひときわ異質な存在でした。
楽曲の方向性は本格的なテクノポップ。
とはいっても、1970年代に流行ったYMOやPLASTICSとは違って、バンドサウンドの存在感が強い曲や激しい曲もあり、パンク・ロック色も感じられます。
■2016年に再結成
2008年に渋谷AXにて最多動員を記録したものの、翌年、渋谷C.C.Lemonホール(旧渋谷公会堂)のラストライブにて活動を休止。
2016年に再結成を果たした後も、精力的にライブ活動を行っており、2018年7月29日には、筋肉少女帯とのツーマンライブが控えています。
■おすすめの1枚は再結成後にリリースされたアルバム「コンティニュー」
2017年にリリースされた「CONTINUE(コンティニュー)」は、活動休止前のメトロノームと新しいメトロノームの両方を感じさせてくれる、ファンも納得の1枚です。
ギラギラした「強くてNEW GEME」、脱力感のある「ボク募集中」、哀愁漂う「東京ロマンチカ」、ロック色の強い「解離性同一人物」など、多彩なラインナップ。
お気に入りの1曲がきっと見つかるはずです。
万人にはウケないかもしれないけど
今回ご紹介したDeath from Above 1979とメトロノームは音楽性がまったく異なりますし、万人にウケるバンドではないかもしれません。
ですが、一部の人を強く引き寄せる魅力を秘めているのは確かですし、異質ともいえる両バンドならば、普通のロックに飽きたオヤジの耳に刺激と驚きを与えられるはず。
Death from Above 1979もメトロノームも、YouTubeに公式チャンネルがあるので、まずは試しに聴いてみてはいかがでしょうか。