自動車を長期間使用しない場合はどうするのが正解?
- 2018/11/30
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その自動車は必要ですか?
自動車を持っているけれど、滅多に乗る機会がないというオヤジでも、そのたまに乗るために必要なのが自動車という「ヤツ」です。それでは、長期間使用しない自動車はどうでしょうか。その自動車は必要ですか?
とはいえ、長期間という曖昧な言葉では判断ができません。1ヶ月でも長期間だと思うオヤジもいるでしょうし、年単位じゃないと長期間とはいえないというオヤジもいるでしょう。
しかし、その人にとって長期間使用しない自動車が必要かどうかという話です。
不要ということであれば、すぐにでも売却するなり廃車にするなりすれば済みます。というよりも、そうすべきでしょう。要らない自動車でも持っていれば維持費がかかりますから、無駄遣いになってしまいます。
廃車にするにも費用がかかるからと、不法投棄や無料の駐車場に置きっぱなしという迷惑な人もいますが論外です。もちろん、カッコいいオヤジはそんなことしません。
問題は、そう簡単に不要とはいえないケースです。
手放すわけにはいかないものの、長期間使用しない自動車はどうすればよいのでしょうか。ここで考えるべきポイントは大きく2つ存在します。
1つは維持費に関することです。もう1つは保管状態に関すること。保管場所の問題は、従来の駐車場に置いておけばよいでしょう。ただ、別の自動車をその駐車場に置いて使用するという場合は別途置き場所を用意するしかありません。
それよりも、保管状態で重要なことは自動車の性能を維持することです。少なくとも、いまは使用しないというだけで、将来的には動かす前提であれば、放置というわけにはいきません。
意外と面倒な自動車の長期保管
さて、まずは維持費に関することから見ていきましょう。
・自動車税
自動車を所有しているとかかるのが自動車税です。使うか使わないに関係なく課税されます。絶対にこの期間は走行しないというケースなら、一時的に自動車税を回避する方法があります。それが、一次抹消登録です。
一次抹消登録をすれば、当たり前ですがその自動車には乗れなくなります。使用を再開するときには申請手続が必要です。もし、ひょっとしたら抹消中に乗るかもしれないという場合は、申請の余裕があるかどうかを考えてから抹消しましょう。
いますぐ乗りたい!といっても、申請しないと乗れません。廃車状態ですから。自動車税の節約と天秤にかけて判断する必要があります。
また、一次抹消した自動車は車検を受けなければなりません。諸々の費用を考えたとき、自動車税とどちらが高くつくかという問題もあります。そうすると、この手法はかなりの期間にわたって使用しないときに使うのが適当かもしれません。
・自動車保険
使用しない自動車であっても、単に自動車保険をやめるというのは考えものです。自動車保険には、等級の保存という考え方があります。中断証明書の取得です。これがあれば、別の自動車に買い換えるとしても、等級を引き継ぐことが可能となります。この辺りのことは、加入している保険会社に確認するとよいでしょう。
続いて性能維持の話です。金銭的なことよりも、自動車そのものをどうするかが重要というオヤジも多いことでしょう。自動車だけでなく、マシンや道具というものは使うから性能を維持できる側面があります。そのため、使わない自動車はひと手間かけて維持管理する必要が生じるのです。
・バッテリーやガソリン等
まず、放電が心配なバッテリーは外します。干からびや劣化が不安な液体部分については、ガソリンは満タンにしておき、エンジンオイルは交換しておきましょう。ちなみに、ガソリン添加剤も入れておいた方がよいでしょう。
・エンジンは動かすべき
とはいえ、やはり自動車は動いてこそのアイテムです。たまにはエンジンを回してあげないと、劣化は防げないといえます。使用しない理由が不在であれば、誰かに頼むしかないですね。
・タイヤの空気圧
忘れがちなのがタイヤですが、できるだけ空気を入れてパンパンにしておきたいところです。時間の経過とともに空気が抜けてしまいます。場合によっては、へこんでしまうかもしれません。そうなると、車体にも悪影響です。
不安なオヤジには、ジャッキアップでタイヤを接地させないという方法もあります。
その他、気になる点は積極的にケアしてあげましょう。それが愛車を長持ちさせることにつながります。